2010年08月21日

明日は本番

Ciao. spockです。

お盆を過ぎたというのに、暑いですねぇ。
毎年、お盆を過ぎると、夜、裏の駐車場から虫の声が聞こえてくるのですが、今年はまだ、その気配さえありません。
まぁ、それだけ暑いということなんでしょうね。


さて、明日8月22日は、飛騨高山フィルハーモニー管弦楽団の特別演奏会が、午後2時から、世界生活文化センターの飛騨芸術堂で行われます。
今回は、全曲モーツァルトで、交響曲第29番、『レ・プティ・リアン』のためのバレエ音楽、ピアノ協奏曲第9番からの抜粋に、交響曲第40番がメインというプログラムです。


本番を明日に控え、今日はエキストラの方も加わって、ゲネプロ(総練習)が行われたのですが、チェロのエキストラで、府中で弦楽器の工房をやっておられる、ドンマイヤー鈴木さんが参加されるので、楽器の調整をしてもらえるとの事で、楽団員に混じって、オレのヴァイオリンも調整してもらいに行ってきました。

会場に行くと、顔なじみのチェロの人達が順番を待っておられましたが、待っている間、実際に調整するところを見せてもらいました。
魂柱の位置を調整するのが主な調整なのですが、f字孔から専用のS字型の器具を差し込んで、少しずつ位置を動かし、実際に音を聴きながら、一番いい状態にするわけです。

調整前は楽器の一部分だけで響いていた音が、調整後は楽器全体で響いている、といった感じで、その違いには驚かされます。
魂の柱とはうまく訳したもので、イタリア語では、そのものズバリ ”anima” ・・・・魂、心、生命の意味ですね。

調整の合間に、弓に松脂をつける正しい方法を教えてもらいましたが、ドンマイヤーさんは科学的な理由もきちんと説明されるので、思わず納得してしまいますね。
楽器の調整というのは、本当に研ぎ澄まされた感覚が必要な仕事なのだと思いますが、でもそれは、科学的、物理的な法則の上に成り立っているのだと、改めて考えさせられましたね。


と、そこへ、子供用のヴァイオリンが運ばれてきました。
4歳の男の子のヴァイオリンで、おもちゃにしか見えないほど小さいヴァイオリンなんですが、それをひと目見るなりドンマイヤーさんは、駒が逆についている、って言われたんですよ。
感覚的に判るんでしょうね。
最初は、文字通り『おもちゃ』の音だったのが、調整が進むと、本当に『ヴァイオリンの音』がするようになってきたんですよ。

その場にいた人全員が驚きましたねぇ。
で、いよいよオレのヴァイオリンの番になったのですが、店の準備のために帰らなければならない時刻になっていたので、後をお願いして帰ってきました。

後で聞いた話によると、ドンマイヤーさんは、弦を一本ずつ鳴らしながら丁寧に調整して下さったそうで、劇的に音が良くなったとの事。
そういえば、10年前に調整してもらって以来、ずっと使ってなかった楽器ですから、当然、魂柱の位置もかなりずれていたのでしょうね。
弾いてみるのが楽しみです。


で、昼の営業が終わってから、ゲネプロを覗きに行ってきました。
ホールに入ると、客席にはだれもいません・・・・いつも、何人かの人が来ているんですけどね。
ちょうど、40番が始まったところだったので、いつもの席に着いてスコアをひろげ、総練習を見守ります。

と、オレがいる事に気がついた指揮者の鴨宮さんが、時々振り返って、ファゴットとクラリネットのバランスはどう?、とか、ホルンの出は遅れてない?、とか質問されるので、こっちも結構緊張しながら見てましたけどね。
エキストラの関係で、今日初めて合わせた部分もあったのだそうですが、それでも、ここまで仕上げるのは本当に大変な事だったのだろうと思います。

食事休憩をはさんで、夜もゲネプロは続きますが、ウチは今夜は予約がないので、夜も見に行きました。

ゲネプロの最後はピアノコンチェルトだったのですが、指揮者を置かず、ピアノを中心に置いてのアンサンブルとしての演奏なので、お互いに音を聴きながら合わせなければならないため、逆に難しいところもあるようですが、それでも、曲としてまとめあげたのは立派です。


明日はいよいよ本番です。
どんな演奏を聴かせてくれるのか、楽しみです。

高山バスターミナルから、無料のシャトルバス(13:20発、帰りは16:00着)も出ますので、ぜひお出かけ下さい。
入場は無料ですよ。


では、また。
Ciao. Arrivederci!!   

Posted by spock at 22:40Comments(2)TrackBack(0)音楽

2010年08月12日

久しぶりのニョッキ

Ciao. spockです。

このところ忙しくて、ブログの更新がなかなかできません。
忙しいのはありがたい事なのだけれど、ひとりで全てやっている店なので、予約が集中すると、あちこち走り回る事になります。
まぁ、プロですから、きちんと仕事をこなすのは当然ですけどね。

でも、そういう時って、夢の中でも動き回っているみたいで、朝目が覚めると、全身の筋肉に疲労感を感じるんですよ。
で、見た夢を思い出してみると、夢の中で走り回っていたんですよね。
夢を見ながら、身体も結構動かしているんじゃないかと。

まぁ、性格的に、どんな時でも、身体とアタマのどっちかは動きまわっているタイプだからなんでしょうけど。


さて、久しぶりにニョッキを作りました。
ウチのニョッキについては、以前にも詳しく書いたことがありますが、新じゃがには水分が多すぎてニョッキには向かないので、水分が落ち着くまでは作りません。

今年は新じゃがが出るのが早かったせいもあって、長い間ニョッキを作っていなかったのですが、先日買い物に行った時、たまたま良さそうな『キタアカリ』をみつけたので、ニョッキ用に買ってきて、それで作ってみました。
5ヶ月ぶりのニョッキはコレです。


自分で言うのもなんですが、本当に美味いニョッキができました。
本当にイモの味がする、ジャガイモの味が濃縮されたニョッキです。

ニョッキ自体の味がしっかりしてますから、できるだけシンプルなソースで食べるのがいいですね。
こんないいニョッキにゴチャゴチャと手を加えたら、それこそ「もったいない。」
で、ウチの定番『ピエモンテ風バターソース』


ゆで上がったニョッキに、パルミジャーノ レッジャーノをタップリとかけ、少量のトマトソースを載せたところへ、セージを加えて焦がしたバターをかける。
今を盛りと葉をつけている、自家栽培のセージを入れた焦がしバターの香りが、ニョッキの味を、さらに引き立ててくれますね。

このシンプルさは、これぞイタリア料理、と言いたい。
シンプルゆえに、素材の良さをストレートに・・・・いや、さらに美味しく味わえるのが、イタリア料理の最大の特徴だと思います。

でも、そう考える時、イタリアの先人たちが、創意と研究によって、こういうレシピを残してくれた事に、敬意を抱くとともに感謝したいですね。
だからこそ、余計な手を加えずに、本来あるべき姿で料理をお出ししたいと思うのです。

このニョッキは、早速今日のランチで使う事にします。


ジャガイモの味がギッシリと凝縮されたニョッキ・・・・食べてみませんか。
お待ちしております。


では、また。
Ciao. Arrivederci!!  

Posted by spock at 10:20Comments(4)TrackBack(0)料理

2010年08月05日

今年も出店します

Ciao. spockです。

相変わらず暑い日が続きますねぇ。
夏が大好きなオレにとっては、うれしいことなのですけどね。
ヒマを見つけてプールに行っている・・・・と言いたいところなんですが、それほどヒマがあるわけでもないんですよね。


ここしばらく、忙しくて更新が滞っていましたが・・・・といっても、店が忙しいわけではなく、準備に追われてまして・・・・

今年も、この6~7日に行われる『下一商店街七夕納涼まつり』に出店させてもらう事になりました。
去年に続き2回目ですが、雨のせいで寒かった去年とは違い、今年は夏らしい天候に恵まれそうですから、まつりとして盛り上がりそうですね。
そんなわけで、フル稼働でジェラートを仕込んでいます。

まぁ、フル稼働といっても、空いている時間を利用して、小さなジェラティエーラ(アイスクリーマー)で作るので、1日に3リットルくらいしかできませんが。
でも、6日までには、一通り揃える事ができると思います。

去年一度やっているだけに、手順は分かっているし、テントも組み立てるだけの状態にしてありますから、上手く行くと思います。
出店の場所は去年と同じで、『千葉大正軒』さんの前です。
ちなみに、去年の様子はこちらと、旅館かみなかさんのブログで。


今年も、ジェラート、ブラウマイスター、ブラッディオレンジジュース、ワインを売る予定ですが、さらに焼き菓子も売ろうかと思って準備しています。
また、つまみとして、生ハムとサラミの盛り合わせを用意する予定です。
他所の店では売っていないものを売る・・・・ウチらしいでしょう。

ジェラートの種類は次のとおりです。
 クロッカンテ(アーモンドとカラメル入り)
 クルミ
 ココナッツ
 ヴァニラ
 ブラッディ オレンジ
 レモン

すべて、イタリアのレシピによる、シンプルなジェラートです。
上4つのクリームのジェラートは、卵黄、砂糖、生クリーム、牛乳だけで作ったジェラートに具材を加えただけで、余計なものは一切入っていませんから、本当の素材の味を楽しんでもらえると思います。
下2つのフルーツのジェラートは、果汁と砂糖と水だけで作った、これ以上なくシンプルなジェラートです。

ウチの生ビールはブラウマイスターですが、これは本当に美味いビールです。
ウチの濃厚な料理にも負けないコクがありますからね。
ブラウマイスターが飲める店は、高山では6軒だけだと聞いていますから、まだ飲まれた事のない方は、ブラウマイスターを試してみるいい機会だと思いますよ。
他の生ビールよりは少し高いですが、それだけの価値はあると思います。

去年は全く出なかったブラッディオレンジジュースですが、これも値段は高いけど、本当に美味いジュースですよ。

特に現在入荷しているロットのものは、文字通り『ブラッディ』と言えるほど真っ赤で、味も濃いので、ぜひ味わってもらいたいですね。












ワインは軽めで飲みやすいものを、赤白ともに冷やして用意します。
まわりで売っているのは生ビールばかりですから、ちょっと気分を変えて飲むにはいいと思いますよ。
去年は、おかわりをするために、3回も来て下さったお客さんもありましたが。

つまみとして、生ハムとサラミの盛り合わせを用意します。
もちろん、グリッシーニも付きますよ。
店でスライスしたものを持っていくので、数量限定になります。

あと、おみやげ用(?)に、3種の焼き菓子も用意します。

それから、モバイル会員の方には、ジェラート大盛りのサーヴィスがありますよ

下一通りでお待ちしております。


では、また。
Ciao. Arrivederci!!  

Posted by spock at 21:37Comments(4)TrackBack(0)

2010年07月29日

誤解を解く話 その3 ハーフ&ハーフ編

Ciao. spockです。

この雨のおかげで、暑さもやっと一息、というところですね。
前回書いた、身体の日焼けも、なんとか治まりつつあります。
あれだけ痛い思いをしたというのに、焼け方にムラがあるから次はここを焼こう、なんて思っている自分に呆れるのですが・・・・


さて、誤解を解く話 その2 コンセプト編 からの続きです。
今回は『誤解を解く』というより、ウチのやり方の説明なんですが・・・・

ではまず、この画像を見てもらいましょう。
これは、月刊ブレスに掲載された時の画像ですが、ウチのランチに出るものを、まとめて撮ってもらったものです。(やっぱりプロが撮るとキレイですね)

ウチのランチは、日替りのパスタが2種類と、サラダ、デザート、エスプレッソが出ます。
2種類のパスタのうち、1種類は自家製のパスタを使います。(2種類とも自家製パスタの場合もあります)
選択肢は、その2種類のうちのひとつを選んでもらうか、ハーフ&ハーフにするか、という事なんですが、ほとんどのお客さんが、ハーフ&ハーフを選ばれますね。

ウチでは、ディナーのコースのパスタも、ハーフ&ハーフで2種類お出ししてますし、カウンターに来られたお客さんにも、ハーフ&ハーフで2種類食べる事をお薦めしています。
オレ自身、その方がいいと思ってますから。

ハーフ&ハーフがいい、という理由はいくつもありますが、一番分かりやすいのは、両方とも食べられると言う事ですね。
でも、最大の理由は、パスタを一番いい状態で食べてもらえる事だと思います。

パスタというのは、味とともに歯ごたえが大切なのは当然の事です。
だから、のびる前に食べる事・・・・できるだけ早く食べる事が重要なんですね。
特にウチの場合、ソースにバターやチーズ、生クリームを多用しますから、早く食べてもらわないと固まってしまうのですよ。

オレ自身が『ヤセの大食い』を地で行く人間ですから、食べるスピードは人並み以上に早いのですが、それでも、パスタを一皿食べようとすれば、最後の方はのびてきます。
ましてや、食べる事より話す事に夢中になっているお客さんがいる実情を考えると、のびないうちに全部食べるなんて、とてもじゃないけど無理な話。
それなら、少しでもいい状態で食べてもらうにはどうしたらいいか・・・・で、ハーフ&ハーフに行き着いたわけですよ。

ハーフ&ハーフの場合、半分の量ですから、のびてしまわないうちに食べる事が可能ですね。
で、ひとつを食べ終わる頃にもうひとつが出れば、両方とも、最後までいい状態で食べる事ができますね。
また、2種類とも食べたいという場合、取り皿に分けるのでは、分けている間にもパスタはさめてしまうし、のびてしまいます。
それだったら、最初から暖めた皿に取り分けてお出しするのが正解だと、オレは思いますね。

それから、違うものをオーダーして、片方が先に出た場合、もうひとつが出るまで待つ人って結構いますが(そもそも、揃うまで待たなければならない相手と麺類なんか食べる事が間違いなんですが)そんな場合でも、ハーフ&ハーフにすれば、揃うまで待たなくていいわけですよ。
ねっ、ハーフ&ハーフって、いいでしょう。


料理は楽しむためのものですから、いろいろな出し方や、演出を考える事はできます。
でも、その事によって、その料理本来の良さが損なわれるのでは本末転倒なんですが、そういう事が結構行われているんですよね。
オレがいつも書いている、皿に盛り付けてから飾り付けをする、なんてのもそのひとつですが、他にも例をあげてみましょうか。

1枚の皿に、複数のパスタを少量ずつ載せて出す、という方法がありますが、あれは絶対に間違いだと思います。(見た目は確かにいいんですがね)
複数のパスタを同時に仕上げるなんて、どんなすごい技術を持った料理人でも不可能で、必ず時間差がでますから、すべてが仕上がる時には、最初に仕上がったものはもうのびはじめているわけですよ。
食べる方のお客さんにしても、のびてしまわないうちに、全てをしっかりと味わいながら食べ切るなんて、どだい無理な話です。

それから、お客さんの前で、半分に割ったパルミジャーノ レッジャーノの窪みにリゾットを入れ、かき混ぜて仕上げるという演出がありますが、オレは、バカじゃねぇの、って思います。
確かに演出としては面白いし、お客さんの好みに合わせてチーズの加減ができるわけですが、せっかくの熱々のリゾットを、冷たいチーズの上でかき混ぜたらどうなるか・・・・
バターやチーズを使った料理を、わざわざ冷まして出すなんて、愚の骨頂だと思いませんか?


そんなふうに考える時、ハーフ&ハーフって、見た目は地味だけど、そういう弱点のない、実に理に適った方法だと思うのです。

どうです、ハーフ&ハーフでパスタを食べませんか。
お待ちしております。


では、また。
Ciao. Arrivederci!!  

Posted by spock at 21:05Comments(2)TrackBack(0)

2010年07月27日

下から見ろ!!

Ciao. spockです。

毎日暑いですねぇ・・・・って、いつも同じ言葉しか出てきませんが・・・・
日曜日、あんまりいい天気だったので、またもや市民プールへ行ってきました。
水温も少しずつ上がっているようですが、でもまだ冷たい。
で、1時間くらいなら大丈夫か、と油断してプールサイドに寝転がっていたのが間違いだった。
帰ってくると、全身がヒリヒリ・・・・焼きすぎた・・・・

特に、脚の裏側が焼けているので、しゃがむと痛い事・・・・まぁ、自分でやった事だから、仕方ないんですけどね。
風呂場の鏡で見てみたら、競パン(ビキニ)のあとがクッキリと・・・・これで温泉でも行ったら、目立つんだろうなぁ・・・・


さて、ウチのホールの本棚には、結構いろいろなジャンルの本が置いてあるのですが、その中でも異色の一冊がこれ。

VISTI DA GIU というタイトルの絵本なんですが、日本語に訳すと『下から見ろ』というところでしょうか。

さらに Guida scandalosa alle nefandezza maschili という副題が付いていて、訳すと『男たちの不埒な行動に対するスキャンダラスな解説書』となります。

この絵で分かると思いますが、男の一番大切な部分に関する絵本です。

この本は、初めてイタリアへ行った時、ミラノのテルミニ(駅)の売店で見つけたのですが、持ちあわせがなかったので、10分後にもう一度来るからと言ってホテルまで走って戻り、お金を持って買いに行ったという思い出があります。

この手の本は、日本だと、どうしても日陰者扱いされるというか、ある種の暗さが出てしまいますが、この本には、そういう暗さが全くない・・・・そのアッケラカンとした明るさは、イタリア的ではありますね。

オレには、この本を完全に理解できるほどの語学力はありませんから、解るところだけ拾い読みしたのですが、結構面白そうです。

まぁ、絵だけ眺めていても、結構笑えたりもしますけどね。


医学的なことが、結構まじめに書かれていたり・・・・


どこの国でも、やることは一緒。


本文の最後のページがこんな絵なのも、イタリア的ではありますね。


このまま日本語に訳して、日本で出版したら売れるんじゃないかと思ったり・・・・でも、売れないんだろうな。


では、また。
Ciao. Arrivederci!!  

Posted by spock at 17:45Comments(0)TrackBack(0)

2010年07月23日

オジサンは思う・・・・プールにて

Ciao. spockです。

暑い日が続きますねぇ。
北半球では、暑さで死亡者が続出しているというのに、今が冬の南半球では、寒波のせいで死亡者が続出しているそうですが・・・・
気候の変化も極端になっているんでしょうかね。
今まで、人間が地球に対してやってきた事を考えると、当然の事なのかもしれませんが・・・・


あんまり暑かったので、昨日、昼の営業を終えてから、市民プールへ行ってきました。

25mプールの方は、夏休みの小学生たちで賑わっていますが、50mプールはガラガラ・・・・
おかげでゆっくり泳げそうです。

日曜日にも行ったのだけれど、ゴーグルを忘れてしまって、水に浸かっただけでまともに泳げなかったので、今回は泳ぐために行ったのですよ。
とは言っても、クアアルプがなくなったせいで、泳ぐのは去年の8月以来11ヶ月ぶり・・・・ちゃんと泳げるんだろうか。
とりあえず50m泳いでみると、問題なく泳げたんで、まぁ、それほど体力は落ちてないな、と安心しました。

日曜日に行った時より水温は上がったとはいえ、まだまだ低めなので、ガンガン泳ぐ気にもなれず、少し泳いでは陽にあたって身体を暖める事を繰り返していました。
プールサイドに寝転がって太陽の光を浴びながら、周りを見ていると、中学生らしき(高校生かも)グループがプールサイドを歩いているのが目に入ったのですが・・・・


もう2年くらい前の事。
カウンターで、あるお医者さんと話していた時、その先生がこんな事をいわれたんですよ。
ここ数年の高校生の平均的な体格を調べると、身長に対する足の長さが、女子は長くなっているのに、男子は短くなっているのが不思議だ。

それに対して、オレはこう言いました。
当然の事だと思いますよ・・・・高校生のカップルが歩いているのを見れば解りますよ。
女の子は、目一杯足を出して、足を長く見せようという緊張感を漲らせて歩いているのに、男の方は、ズボンをずり下げて、全く緊張感もなくダラダラと歩いている。
あれじゃ、足が短くなっても当然でしょうね。

先生は、あぁ、なるほどなぁ、って言ってみえましたけどね。


実際のところ、そういう『意識』とか『緊張感』というものって、すごく大きな働きがあると思うんですよ。
オレが学生の頃は、ちょっと洒落っ気のあるヤツは常に、いかにスタイルよくみせようか、いかに足を長く見せようか、って考えていた時代だったのですが、そういう意識があったからこそ、日本人の身長は伸び、足は長くなったのだと思うのです。

オレは、そう確信しているので、自分自身で実行している事があります。
それは、常にタイトなものを身につける事。
体形がハッキリと判ってしまうものを身に着けていれば、どんな状況であれ、常に意識させられるし、緊張感を途切れさせる事はできません。
オレの体形が20代の頃から殆ど変わっていないのは、そのおかげだと思います。

そんなオレは、プールや海では、当然、競パン(競泳用のビキニ)しか穿きません。
競パンというのは、穿き慣れると、小さいサイズのものを選ぶようになっていくもので・・・・その方が泳ぎやすいからですが・・・・この歳になってそんな格好をするのはどうか、と思わなくもないけれど、それで体形が維持できるのなら、堂々とするべきだとオレは思ってます。
それに、どうせ太陽の光を浴びるのなら、できるだけ隠れる面積は小さい方がいいでしょう・・・・緊張感はすごいですけど。


でもね、そうやって必死に若作りしていても、自分の身体の『老化』が、今も進行しつつある事は紛れもない事実なんですよね。
だから、プールサイドで見る、中学生や高校生の若く引き締まった身体は、本当に羨ましい。
それ故に、中・高校生が、膝まであるダブダブのパンツを穿いて、プールサイドをダラダラと歩いているのを見ると、なんてもったいない事をしているんだろう、って思いますね。

「お前ら、もっと小さいパンツを穿いて、全身に目一杯陽を浴びろ!! そして、人生の一番いい時期を思いっきり謳歌しろ!!」って、尻の割れ目が見えてしまう競パンを穿いて頑張っているアラフィフ(Around fifty)のオジサンは思うのだが・・・・


では、また。
Ciao. Arrivederci!!  

Posted by spock at 23:24Comments(2)TrackBack(0)出来事

2010年07月22日

メールに驚喜!!

Ciao. spockです。

これだけ暑い日が続くと、夏が息切れするんじゃないかと思ってしまいますね。
ほどほどの暑さでいいから、最後まで夏らしい天候であってほしいと願う、今日この頃です。


昨日、ひだっち経由で、メールが届きました。

前日に来て下さったお客さんからのメールです。
そのメールを読んで、本当にうれしくなりました。

そのご夫婦の結婚記念日という事で、ウチを選んで下さったそうなのですが、メールには「全てに満足できました。自分(たち)にとってもとてもお気に入りのお店になりました。」と書かれてあり、喜んで頂けた事を本当にうれしく思いました。

さらに、その先に書かれている事を読んだ時、驚喜しましたね。
先日このブログに書いた、『誤解を解く話』を読んで、LA FENICE にしようと思われたのだそうです。
このご夫婦も、今まで『誤解』されていたそうですが、実際にウチへ来てみて誤解が解けたようで、メールには「しかし今は?なぜもっと早く…?と過去を悔いていますが、この機会をプラスに考え、一転リピーターへと変貌したいと思います。」と書かれていました。
(メールの一部を引用する事を、心良く許可して頂きました)

本当にうれしい事であり、ありがたい事ですね。
そして改めて思いました・・・・来てもらえれば分かる事なんだと。
(で、分かって下さったお客さんは、きっとハマるんだと・・・・)
  
ただひとつ失敗だったのは、結婚記念日なのに普通のデザートをお出しした事。
ウチでは、誕生日や記念日のお客さんには記念日用デザートをお出しする事にしているので、お聞きしていなくても、会話とかにそういう話が出てくれば、すぐに用意するのですが、この時は全く気がつかなかったのですよ。(プロのくせにダメですね)
でも、このお客さんは来月また来て下さるとの事なので、その分を次回にお出しします、と書いたお礼のメールを送りました。


でもね、このブログをきちんと読んで下さる方がおられる事を、改めてありがたく思いますね。
このところ、こまめに更新しているせいか、ランキングでは50位あたりをウロウロしてますけど、以前、月に1〜2回しか更新していなかった頃は、200位以内に入る事なんて滅多にない『不人気ブログ』だったわけですよ。
でも、『読者登録』を見ると、7人(現在は8人)になっていたんですよ。
これって、スゴい事ですよね。

こんな、長くてマニアックなブログを読んで下さるという事は、結構マニアックな人なんだろうな(失礼)って思ってましたけど、しっかりと読んで頂いているわけですから、それだけに、絶対に手抜きの文章は書けないな、ってオレは思うんです。
だからオレは、ブログは論文だ、って思って書いているわけですよ・・・・こまめに更新している現在でも、その考えは変わっていません。
まぁね、そんなマニアックな文章を書いているから、余計にマニアックで取っ付きにくい店だと思われてしまうのかもしれませんけどね。(笑)

どうもね『マニア』とか『オタク』という言葉自体に、暗く不健康なイメージがあるように思われているような気がするんですよね。
でも、オレは違いますよ・・・・だって、明るく健康的なマニアでありたいと思い続けている・・・・と言うより、自然にそういう方向に向かってしまうんですよね。
たぶん、性格的に陰がないタイプだからなんでしょうけど。

だから、店のイメージも、そういうふうにしないといけませんね。
『明るく健康的なマニアの店』・・・・なおさら分かりにくいか・・・・う〜ん・・・・

まぁ、とにかく一度来てみて下さい。
きっと分かってもらえますから。
お待ちしております。


では、また。
Ciao. Arrivederci!!  

Posted by spock at 17:54Comments(2)TrackBack(0)出来事

2010年07月21日

最後のロゼッタ

Ciao. spockです。

ウチで、オープン以来、料理と一緒にお出ししていたロゼッタが

ついに終わりになります。

イタリアから冷凍で輸入されていたのですが、イタリアらしいと言うか、いきなり輸出中止になったそうで、このパンを入れてもらっている中田酒店さんに、できるだけ多く確保してもらったのですが、それもついに最後の1袋になってしまいました。

このロゼッタは本当に美味いパンで、某有名店のパンより好き、と言われるお客さんも結構多くおられただけに、出せなくなるのが本当に残念です。
以前にも書いた、モンテカルロ風バターソースをつけて食べる時には、最高のパンだと思います。

もちろん、最高の状態に焼くには、それなりの機材とテクニックがいりますが、それさえクリアすれば、その辺のパン屋真っ青、のパンになりますね。

ロゼッタの特徴は、名前の通りバラの花の形をしている事と、真ん中に穴があいている事。
オレが修行した、神戸『ベルゲン』の安田社長は、日本でもロゼッタを作れないかと、いろいろ試作させたそうですが、形は作る事ができても、真ん中の穴が再現できなかったそうで、断念したそうです。

何事につけ勉強熱心な日本人ですから、そのうちに日本でもできるんじゃないかと、オレは思っていたのですが、実際に作っている店もあるようですね。

でも、必要な時に必要なだけ使える冷凍のパンはありがたいものです。
なんとか、輸入再開にならないものかと願っているのですけどね。

輸入元に理由を問い合わせてもらったところ、職人が辞めたために製造中止になったから、というのがイタリアから返事だとの事ですが、なんかウソくさい気がします。
まぁ、イタリア人を相手に怒っていても仕方がない・・・・替わりのパンを探してもらい、使えるものを見つけました。

見た目がふつうなので、ロゼッタほどの特色はありませんが、味的には劣っていないので、これからは、これでいきます。


ここしばらく、お客さんには、最後のロゼッタです、と言ってお出ししているのですが、写真を撮られる方が多いですね。
本当の意味で「最後のロゼッタ」は、この後予約を頂いている3組のお客さんにお出しして終わりになります。

また、使える日が来るまで・・・・Arrivederci Rosetta, Ciao!!


では、また。
Ciao. Arrivederci!!  

Posted by spock at 17:40Comments(0)TrackBack(0)料理

2010年07月20日

ワイン試飲会

Ciao. spockです。

今日も暑いですねぇ。
夏大好き人間のオレにとっては、スゴくうれしい事なんですけど。
でも、コレだけ暑いと客足は・・・・


さて、そんな暑い中、ワインの試飲会をやりました。
年に4回、だいたい3ヶ月ごとにやるのですが、ワイン好きのお客さんも参加するので、イタリアワインしか知らないオレも、フランスやドイツ等のワインについて勉強させてもらっています。

今回は、イタリア、フランス、オーストラリアのワインが3種類ずつの、9本を試飲しました。
暑い時期という事もあり、スッキリ系のワインが選ばれていたようです。

毎回、ワインに興味のあるお客さんには声をかけるのですが、平日の昼、という事もあり、集まるメンバーは、だいたい決まっていますね。

毎回、3日間で飛騨地区を廻られるそうですが、いつもウチが最初なんですよ。
だから、ウチで抜栓して試飲してから他を廻られるんですが、ウチはたいした量を注文するわけでもないのに、最初に来てもらえる事をありがたく思いますね。

今回は、赤、白、1種類ずつを発注しました。
いつも思うのだけれど、値段が高いワインは美味くて当たりまえなんですよね。
安くても美味いワインを見つけて提供するのが、オレの役割なんだと思います。
そういう意味では、今回もいいワインが見つかりましたよ。
近く入荷します。


では、また。
Ciao. Arrivederci!!  

Posted by spock at 21:38Comments(0)TrackBack(0)

2010年07月19日

5周年パーティーの料理 その8 デザート編

Ciao. spockです。

梅雨が明けたと思ったら、すごい暑さですね。
今年は冷夏になる、って言ったのは誰?
昨日は、久しぶりに泳ごうと思って、市民プールへ行ったのですが・・・・ゴーグルを忘れてた。
仕方ないので、水に浸かっては、身体を焼いてましたけど。
また行こう、っと。


さて、間が少し開きましたが、5周年パーティーの料理 その7 肉料理編 からの続きです。

料理も全て出終わって、最後はデザートです。


ウチのデザートの定番、ジェラート クロッカンテとブラッディ オレンジのジェラート、それにパンナ コッタです。

ジェラート クロッカンテは、クリームのジェラートに、アーモンドとカラメルを入れたもので、クロッカンテとは本来、カリカリの、という意味なんですが、アーモンドの入ったお菓子を指す事が多いですね。
アーモンドとカラメルを『豆板』状にしたものを砕いて、一番シンプルなクリームのジェラートに混ぜたものなんですが、ジェラートの中では、ダントツの一番人気です。
他のジェラートも作るのですが、このクロッカンテが一番喜ばれるので、ウチのデザートでは定番になっています。
エスプレッソをかけて、アッフォガートにするのもお勧めです。

ブラッディ オレンジのジェラートは、文字通り、ブラッディ オレンジのジュースをジェラートにしたものですが、酸味が強いので、サッパリしていて、食後のデザートとしてはいいですね。
ブラッディ オレンジのジュースは、ウチで出しているソフトドリンクの中で一番人気ですが、その濃厚な味と香りにハマる人も多いようです。
今でこそ良く知られてきましたけど、お客さんのところへ持っていくと、トマトジュースなんか頼んでない、って言われる事が、昔はよくありました。

パンナ コッタも、イタリアのデザートとしては、定番中の定番ですね。
生クリームと砂糖にヴァニラ、それにゼラチン、それだけで作られる、極めてシンプルなデザートですが、ウチのパンナ コッタは特別ですよ・・・・これ以上濃厚なパンナ コッタはありませんから。
普通は、生クリームに牛乳を加えたり、植物性のクリームを加えたりするのですが、ウチでは、一番乳脂肪分の多い生クリームだけで作っています。
だから、ソースなしでパンナ コッタだけを食べてもらっても、十分に美味いと思います。
でも、ソース代わりに、ブラッディ オレンジのジェラートを一緒に食べてもらうと、また違った味が楽しめますよ。


デザートも出終わって、皆さんが雑談しているところで、3種類の焼き菓子をお出ししました。


ビスコッティ Biscotti は、bis もう一度、と cotto 火を入れた、をつなげた単語で、ビスケットの語源になっていますが、文字通り「2度焼き」の意味で、硬いのが特徴です。
正式には、ヴィンサント Vinsanto と呼ばれる甘口の白ワインに浸して食べるのですが、エスプレッソや紅茶に浸して食べてもいいですね。
ビスコッティには、オレンジの皮を入れて香りをつける事が多いのですが、ウチのビスコッティには入れていません。
その分、粉の香りや、ナッツの香りが強く出ていると思います。

チョコレート パイは、甘さを抑えてあるので、結構な量を食べれますね。
苦味が効いているので、ワインのつまみにされる方もおられますが、これはお勧めです。
丁寧に折り込んで焼いてあるので、サクサクした歯応えが特徴です。

ブルッティ マ ブオーニ Brutti ma buoni は、日本語に訳すと「ブサイクだけど美味い」という意味ですが、洒落てますね。
卵白と砂糖、ナッツとレモンピールで作っています。
ウチのブルッティ マ ブオーニは、結構大きめなので、中まで火を通すのに時間がかかるのですが、その分、歯応えはサクッとしていて軽いですね。


以上で、5周年パーティーにお出しした料理、全てを紹介しました。
何分、一人ですべて作っているので、行き届かないところも多かったと思いますが、参加して下さった何人もの方から、本当に楽しいパーティーだった、と言っていただけた事を、本当にうれしく、また、ありがたく思っています。

パーティーが始まる前に着替えようと思っていたら、お客さんが早めに来られたので、着替えもしないままパーティーに突入してしまいましたが、その方がシェフらしくていいよ、と言って下さった方もあり、そのまま最後まで通しました。
初めて見た方は驚かれた、というか、呆れられたでしょうね。
お詫びしておきます。(笑)

最後になりましたが、洗い物等をやってくれた優子さんと良枝さんに、心からのお礼を言わせてもらいます。
ありがとうございました。


来年、6周年のパーティーができるように、またこれからも頑張ってやっていきます。
これからも LA FENICE をよろしくお願いします。


では、また。
Ciao. Arrivederci!!  

Posted by spock at 22:27Comments(2)TrackBack(0)料理

2010年07月17日

誤解を解く話 その2 コンセプト編

Ciao. spockです。

前回の 誤解を解く話 その1 からの続きです。  

何から書いたらいいのか迷っているのですが・・・・今回は、ウチのコンセプトについて書く事にしましょう。


基本的なウチのやり方は、オレ自身が「こうだったらいいな」と思うことをやる・・・・これに尽きます。
誰にも邪魔されず、ゆっくりと食事ができる店があったらいいな、と思ったから、予約貸切制の店にしたわけだし、フルコースが5000円で食べれたらいいな、と思ったから、赤坂で10000円だったコースを5000円で出す事にし、ついでに、白いナプキンと布のテーブルクロスを使って、贅沢な気分を味わってもらう事にしたわけですよ。


普通なら原価計算から値段を決めるのでしょうけど、ウチはそういう意味では「丼勘定」なんでしょうね。
作りたい料理がある・・・・この値段で食べれたらうれしい、と思う金額を決める・・・・損しなければいいか・・・・といった感じでやってますから。

まぁ、根本的に儲かる店にはなれない、という事を覚悟した上で、喜んでくれるお客さんがあれば何とかやっていけるかなぁ、という極めて楽天的な考えで始めたわけなんですが、始めるにあたって思ったのが「リストランテの料理と雰囲気をオステリーアの値段で」という事だったんですよ。
(これを日本風に置き換えれば「料亭の料理と雰囲気を小料理屋の値段」というところでしょうか)

『リストランテ』については、以前、リストランテの矜持同 その2、で詳しく書いているので、そちらを見て頂くとして、ハッキリ言って儲けの出にくい形態の店なんですが、それをさらに安くやろうというのだから、敢えてイバラの道を進むようなもの・・・・
予約制という事でムダな仕入れをなくす事と、オレがひとりで料理とサーヴィスをする事で、ムダな経費を削れるだけ削って、「こうだったらいいな」と思う事を追ってきたわけですよ。 
まぁほんと、5年も続いた事が奇跡みたいなものです。

それだけ続けられたのは、ウチのそういうやり方を理解して応援して下さるお客さん、ウチの料理を愛して下さるお客さんがおられたからなんですが、そういうお客さんの数は、思っていたより少なかったですね。
もっとも、こういう店を始める、と言った時、周りの大半の人からは、高山ではそんな店は絶対に流行らない、って言われていたので、それほど落ち込む事もなくやってきたんですけどね。

ただ、自分の中では、ウチのやり方を理解してくれるお客さんは絶対に増える、という確信みたいなものは、常に持っていました。
何故って、(決して思い上がりではなく)こんないい店なんだから・・・・
とはいっても、予約を書き込むカレンダーは、いつ見ても白いままなんですよね。

あちこちから聞こえてくる情報からでも、ウチへ来たいと思っている人は多いはずなんです。
でも、予約のカレンダーは白いまま・・・・なんでかなぁ、っていつも思っていたのですよ。
その理由が、前回書いたように、不当に『高級な店』というイメージを持たれた事だとすれば、オレがいいと思ってやってきた事が、全く反対に思われているわけです。


この『高級』というイメージがネガティヴにとられる場合、原因はふたつあります。
雰囲気の問題と、値段の問題ですね。
このふたつに関しては、ウチは全く問題ないと思いますよ。

雰囲気に関して言うと、タキシードを着たウェイターが、白いナプキンを腕に掛け、うやうやしく料理を運んできて、付っきりでサーヴィスしてくれる店なら高級店なんでしょうけど、ウチの場合、オレがひとりで料理を作り、サーヴィスして、説明し、ワインを注ぎ、時にはお客さんの質問に答えてテーブルマナーのレクチャーまでするわけですよ。
お客さんと話が合えば、食事の後、延々と話をしてるし・・・・
どう考えたって、入るのを躊躇うほど高級な店ではないでしょう。

値段に関しては、上にも書いたとおり、オレ自身が「この値段で食べれたらいいな」と思う値段、というのが基準ですから、かなり安いのではないかと思います。
実際、カウンターに来られたお客さんに、計算した金額を言うと、えっ、そんなに安いの、って言われる事が結構ありますからね。
ウチはチャージとかはありませんから、お客さんが注文されたものだけで計算しますけど、これで安いんだったら、他所はどんな計算をしているんだろう、ってオレは思いますが・・・・

その代わり、ウチでは値引きは一切しません。
いつでも、ギリギリの値段でお出ししているので、それ以上値引きをする余地はありませんから。
それから、期間限定価格、というのもやりません。
期間限定価格って、逆に言えば、それ以外の時は「ぼったくり」をしているわけですよね・・・・それだったら、常に安い価格で料理を出す方がいいでしょう。


座敷に座って酒を飲むのが好きだ、という人がウチに来ても楽しめないかもしれませんが、テーブルについてナイフとフォークで食事をする事に抵抗のない人なら、きっとウチは楽しんでもらえる店だと思います。
まぁ、とにかく、一度来てもらえば分かりますよ。

ランチはそのまま来ていただければいいのですが、ディナーは、コースの場合も、カウンターの場合も、まず電話をして下さい。
お待ちしております。


誤解を解く話 その3 へ続きます。


では、また。
Ciao. Arrivederci!!  

Posted by spock at 20:45Comments(0)TrackBack(0)

2010年07月16日

本当にひとり?

Ciao. spockです。

たまたま YOUTUBE で見つけたのがコレ。


20世紀を代表するピアノの巨匠であり、最高のテクニシャンであった、ウラディミール ホロヴィッツ Vladimir Horowitz 自身が編曲した、スーザの『星条旗よ永遠なれ』Stars and stripes forever
聴いてみて、ぶっ飛びましたね。

ホロヴィッツは、知性とか教養とかいうものとは全く関係ないところで、ピアノ弾きの本能だけで弾いているようなピアニストだと思うのですが、第二次世界大戦の終戦を祝って、その超人的なテクニックを駆使して編曲されたこの曲は、もう『芸術』というより『曲芸』の世界ですね。

この中で、3回繰り返して出てくる第2主題が、繰り返すたびに複雑化していき、ひとりで弾いているとは思えないんですよね。
左手で低音部の伴奏、右手で高音部の対旋律(ブラスバンドだとピッコロが吹くヤツです)、両手を交互に使って主旋律を弾いているのですが、聴いているだけでは、第3の腕があるとしか思えない。
楽譜を見ても、その部分だけは2段で収まりきらず、3段になってますからね。 

実際にピアニストが弾いている画像がコレ。


弾き終わったピアニストは、完全に疲れ切っているでしょうね。


では、また。
Ciao. Arrivederci!!  

Posted by spock at 23:10Comments(0)TrackBack(0)音楽

2010年07月15日

新しい看板 製作中

Ciao. spockです。

5周年を迎えたことだし・・・・というわけで、新しい看板を作っています。

この「作っています」というのは、看板屋さんに作ってもらっている、という事ではなく、文字通り自分で作っているのですよ。
やれる事は自分でやる、という主義なので・・・・というと聞こえはいいけど、本当のところは、本職の人に頼むカネがないからなんですけどね。

今使っている看板も自分で作ったものなんですが、やっぱり素人の作った物、という程度の物なので、2作目はクォリティーをかなり上げるように、設計段階からいろいろ考えました。


素人が扱える機材なんて、たかが知れてますけど、それを最大限に使えば、結構いろいろできるものですね。
とにかく、アタマと体力を使う事・・・・これに尽きます。

文字に関しては、パソコンとプリンターを最大限に使い、耐水透明シールにプリントして切り抜きます。



イタリアの国旗を表す『緑と赤』

コレ、実は下敷き。


でも、一番苦労したのがコレ


この、クリアブルーのプラ版が、どこを探しても見つからないんですよ。
クリアブルーで、カッターを使って切れる厚さの物を探していたのですが、インターネットで検索しまくってもダメ。
万策尽きたかと思ったとき、たのめーるのカタログで見つけたのがコレ

クリアファイル

この表紙を切り取って、型紙に合わせたら、何とピッタリ!!

やってみるものですねぇ・・・・


保護紙が付いたままのアクリル板の上に、プリントした文字を並べて、配置を見るとこんなふう。


ケータイウェブサイトのアクセス用QRコードもついてます。


あとは本体と、中に入れる照明を組み立てなければならないのですが、何とか一週間以内にできるように頑張ります。


では、また。
Ciao. Arrivederci!!  

Posted by spock at 22:23Comments(2)TrackBack(0)

2010年07月14日

誤解を解く話 その1

Ciao. spockです。

お客さんとか、会った人とか、友人とか、話をしていると、いつも出てくるのが「景気が良くならない」という言葉・・・・
ウチはオープン以来、ずーっとヒマな店ですから、こんなものだろう、って思ってますけど・・・・でもやっぱり、なんとかしたいなぁ、って思うのが本音ではあります。


昨夜、お隣の松喜すしのおばちゃん(高木さん)が、友人を連れて、ふらっと立ち寄ってくれたのですが、カウンターで話をしているうちに、改めて考えるべき事が見えてきたように思ったのですよ。

というのも、おばちゃんが連れてきたのは、ワインの講習会でたまたま一緒になった人で、初対面だったけれど気が合ったので連れてきたそうなんです。(本当にありがとうございます)
で、その人は、カウンターの席に着いても、何か落ち着かない様子だったのですが、生ハムとチーズをつまみながらワインを飲んでいるうちに、落ち着かれたようなので、いろいろ話をしたのですよ。 
と、こんな事を言われたのです。

「私、前からずっと、一度この店に来たいと思ってたんですけど、私みたいなものが入ってもいいのかと思って・・・・」
??????・・・・で、さらに話をしていると、
「私の同僚も、みんなここの事を知っていて、一度行ってみたい、って言うんだけど、そんな高級な店へ私達なんかが行って断られたら怖いでよう行かん、って言ってるんですよ。」
う~ん・・・・(絶句)

いやね、前に月刊ブレス編集部の人から、「フェニーチェさんはすごく高級な店だ、って思っている人が多いみたいですよ。」って言われた事はあったのですが、オレには全く実感できない話だったんですよ。
オレ自身としては、高級な店どころか、この内容の料理をこんなに安く食べれる店は他にない、って自負しているんですから。

その証拠に、先日の5周年パーティーの時の事を、ここから読んでもらえば分かると思いますが、初対面のお客さん同士が一緒になってハメをはずし、最後まで賑やかに盛り上がる店・・・・それが LAFENICE の実体であり、そういうお客さんが集まる店が LA FENICE なんです。

そんな店が、入るのを躊躇うほど高級な店だと思いますか? 
そんな店が、お客さんを見て断るような店だと思いますか?


LA FENICE の事を誤解されたままでいる事は、お客さんにとっても、ウチにとっても、不幸な事だと思うのです。
ウチのパンフレットを読んで下さった方なら、ある程度の事は理解してもらえていると思うのですが、なんせ16ページもあるパンフレットなので、端から読むのを諦める方もおられるようで・・・・

なので、誤解を解いてもらえるように、何回かに分けて、ウチの基本的な考え方ややり方、なぜそうするのかという理由などを説明をしたいと思います。

(このブログも長くてイヤ、という人もいますけどね)

オレ自身が八方美人を嫌うタイプなので、全ての人に愛される店にしようなんて、全く思っていません。
だから、中には合わないと言われる方もおられるでしょう。
でも、ウチのやり方を理解して下さる方なら、ハマる事は間違いないと思いますよ。

次回の その2 へ続きます。


では、また。
Ciao. Arrivederci!!  

Posted by spock at 17:36Comments(2)TrackBack(0)

2010年07月13日

5周年パーティーの料理 その7 肉料理編

Ciao. spockです。

しっかし、よく降りますねぇ。
梅雨だから、と言ってしまえばそれまでですが、いい加減、雨には飽きました。
早く陽の光を浴びたい・・・・
今週末には梅雨明けするそうですから、早速プールへ行こうと思ってますけど。


さて、5周年パーティーの料理 その6 鶏料理編 からの続きです。

パーティーの料理も、いよいよ最後の肉料理になりました。
まず、お出ししたのがコレ・・・・と、画像を出したいところなのだけれど、なぜか撮り忘れていたので画像が無い・・・・
で、以前使った画像を持ってきて、と・・・・コレです。
ローマ風サルティンボッカ


以前にも書いた
事がありますが、イタリアの肉料理の中で最も有名なものの一つです。

子牛と生ハムを張り合わせてバターで焼き、セージとブロードとデミソースで味付けした、極めてシンプルな料理ですが、必要最低限の材料を組み合わせる、というイタリア料理の本質を、最も端的に表している料理のひとつだと思います。
シンプル故に、ごまかしが効きませんから、ある意味で怖い料理ではありますね。


最後にお出ししたのがコレ。
子牛のパルマ風チーズ焼き


子牛をカツにして、その上に生ハムとチーズを載せて焼き、パルミジャーノ レッジャーノをふってあります。
下のトマトソースを付けながら食べてもらうのですが、コースのメイン料理としても人気の一品です。
チーズがコッテリとして、結構重い料理のように見えるかもしれませんが、意外とアッサリしています。

以前、モーデナ風の子牛のカツレツ、を食べられた事のある方なら、形を変えただけなんじゃないの、と思われるかもしれませんが、全く別物なんです。
チーズが中に入っているか、上に載っているかの違いしかないように見えますが、チーズの種類、ハムの種類、トマトソースの味付け・・・・全て違っているんですよ。

地名のついた料理は、(作り手による微妙な違いはあるにしても)使う材料や、作る手順が決まっているものですが、それだけに、きちんと作れば、それぞれの特色がハッキリと出ますね。


さて、これでパーティーにお出しした料理について、すべて書きましたが、あとデザートが残ってますね。
それは次回にしましょう。

では、また。
Ciao. Arrivederci!!  

Posted by spock at 21:17Comments(0)TrackBack(0)料理

2010年07月12日

5周年パーティーの料理 その6 鶏料理編

Ciao. spockです。

すごい雨でしたねぇ。
夜中に雨の音で3回目が覚めました。
全国的な雨のようですが、九州などで災害が起こらなければいいのですけどね。


さて、5周年パーティーの料理 その5 魚料理編 からの続きです。

魚料理に続いてお出ししたのがコレ。
鶏の魔女風鉄板焼き


テーブルに出した途端、皆さん飛び付かれたので、最初の形が残っているのは、一番奥のものだけなんですが・・・・(笑)
これ、なんで『魔女風』(alla diavola) なのかというと、本来は鶏を丸ごと背開きにして使うのですが、その背開きにした形が、マントを着た魔女のシルエットに似ているからなんですよ。

鶏肉に塩コショウをし、ローズマリーの枝を載せ、まず身の方を焼いてから裏返し、重石を載せて弱火でじっくりと焼く・・・・皮がパリパリになるまで焼きます。
好みでレモンを絞って食べてもらうのですが、シンプルそのものの料理ですね。
まぁ、それ故に、塩コショウの加減と焼き具合に全てがかかってくるわけです。

この料理は、パーティーの時なんかにお出しするのですが、それで気に入ってコースの時にも希望される方がおられますね。
ちなみに、ここで使っているローズマリーは、ウチで栽培しているものですから、香りもしっかりと出ますよ。


次にお出ししたのがコレ。
鶏のヴァッレダオスタ風チーズ焼き


ヴァッレダオスタは、スイス及びフランスとの国境に接しているイタリア北部の州の名前で・・・・日本語に訳せば『アオスタ渓谷』と言ったところでしょうか・・・・地形的には、ピエモンテ州の一部、といった感じです。
アルプスの山の中ですから当然寒いわけで、料理もバターやチーズを多用する、カロリーの高いものが多いですね。
このチーズ焼きも例外ではなく、カロリーのかたまりみたいな料理ですが、その分美味い事は間違いありません。

鶏の胸肉をたたいてのばし、卵をつけて焼いた上に、戻した乾燥ポルチーニを炒めて生クリームと和えたものを載せ、さらに生ハムとチーズを載せ、デミソースを塗ってオーヴンで焼きます。
それを皿にもり、パルミジャーノ レッジャーノをふった上に、セージを入れて焦がしたバターをかけます。
上の画像をよく見てもらうと分かるのですが、バターが泡立っているでしょう・・・・この状態でお客さんのところへ持って行きたいので、飾りは何も付けません。

このヴァッレダオスタ風のチーズ焼きには、子牛を使うヴァージョンもあり・・・・と言うか、そっちの方が多いのですが・・・・作る手順は同じなんですが、使うチーズが違うんですよ。
子牛の場合は、ピエモンテ州特産のフォンティーナを使いますが、鶏の場合は、スイスのエメンタールを使うのです。

何故か、って訊かれたら、そう決まっているから、って答えるしかないのですが・・・・
すごくコクがあって強いニオイを持っているフォンティーナは、子牛にはすごく合いますが、鶏と合わせると、鶏が負けてしまいますね。
やはり、上手く考えてあるんだと、改めて思わされます。


ところで、上に書いた、セージ入りの焦がしバターは、北イタリアではよく使われるソースで、Burro e salvia ブッロ エ サルヴィア、または Burro versato ブッロ ヴェルザート、と呼ばれるのですが、これに使うセージ(イタリアではサルヴィア)もウチで栽培しています。
他にも、サルティンボッカ Saltimbocca や、煮込みに使う炒め野菜のソッフリット Soffritto など、使い道が多いので、ローズマリーやバジリコ、オレガノと共に栽培しています。

ちなみに、この場所は、ウチの物干しです。(後ろに見えるのが、松喜すしさんの屋根です)


次は、肉料理編へ続きます。

では、また。
Ciao. Arrivederci!!  

Posted by spock at 17:35Comments(0)TrackBack(0)料理

2010年07月11日

5周年パーティーの料理 その5 魚料理編

Ciao. spockです。

投票に行ってきましたが、何と言うか・・・・あれだけ立候補者と党があるのに、この人に、あるいは、この党に投票したい、と思える人も党もないので、消極的ではありますが、消去法で選んで投票しました。
う~ん、これからの日本はどうなるんだろう・・・・

投票を終えて、投票場から出ると、TBSの人から声をかけられましたが、いわゆる出口調査というやつですね。
初めて体験しましたが、こんなふうにやるのかと思った次第です。


さて、5周年パーティーの料理 その4 パスタ編3 からの続きです。

パスタが終わって、次は魚料理です。
一応、2種類の魚料理を用意していたのですが、1種類に集中させる事にしました。
で、その料理がコレ。
タイとスズキのモンテカルロ風バターソース


この料理については、以前にも書いた事がありますが、ウチの料理の中で、ハマる人が一番多い料理がこれです。

この見た目のそっけなさといい、料理自体のシンプルさといい、それでいて、これ以上たす事もひく事もできない完成度の高さ・・・・
ある意味「これぞイタリア料理」みたいな料理だと思います。

いわゆる『メラノイジン反応』を最大限に使った、その香りからして、もうたまりません。
この料理は、お客さんのところへ持っていった時点で歓声が上がることが多いですからね。
それ故に、ニンニクとアンチョビとバターを、ちょうどいい状態になるように同時に焦がすという、シンプルだけど難しいテクニックが必要です。

皿に盛り付けたら、バターの泡が消えないうちに、お客さんのところへ運びたいので、飾り付けなんかしているヒマがありません・・・・見た目のそっけなさにも意味があるんです。
いつもはタイを使うのですが、今回はタイとスズキ、両方を使ってみました。
その違いも味わってもらえた事と思います。

魚本体を食べ終わっても、残ったソースをパンにつけて食べるのがまた美味いんですよ。
パンにつけて食べるソースとしては、これが最高だと、オレは断言しますね。
コースの場合は、後の事を考えて、ある程度で止める方が多いですが、カウンターで単品で注文された時には、完全にソースがなくなるまでパンにつけて食べられる方が多いですね。
そういう皿を見ると、作った人間としては、本当にうれしいものです。


次は、鶏料理編に続きます。

では、また。
Ciao. Arrivederci!!  

Posted by spock at 20:45Comments(0)TrackBack(0)

2010年07月10日

5周年パーティーの料理 その4 パスタ編3

Ciao. spockです。

5周年パーティーの料理 その3 パスタ編2 からの続きです。


次にお出ししたのがコレ。
そば粉入りタリアテッレのツナ入り辛口トマトソース


そば粉を練り込んだパスタは、歯応えが面白いですね。
噛んだ時に、プリッと噛み切れる感じです。
ソースは、タカの爪を効かせた、ツナ入りのトマトソースで、意外とアッサリしています。
このパスタを好まれる方は結構多いですね。

美味いそばを追求して、『飛越在来種』という新種のそばまで作り出した『奥飛騨朴念そばの会』会長の石田さんだけは、渋い顔をされてましたけどね。


お出ししたパスタは、以上のものなんですが、実はあと1種類、作ったパスタがあるんです。
仕事の都合で、ほとんど料理が出終わってから来られた方のために作ったので、画像はありませんが、ペンネ リガーテの4種チーズソースです。

4種類のチーズを生クリームで溶かして、ペンネ リガーテに絡めたものなんですが、チーズが好きな方にはたまらない料理でしょうね。
キリッとしまった白ワインを合わせると最高です。

イタリアでは、4種のチーズ Quattro formaggi を使う料理が結構あり、いろんなチーズの組合せがありますが、オレは、ウチでお出ししている組み合わせが一番好きです。
イタリアのチーズだけではなく、デンマークやスイスのチーズも使っていますが、それらが混じりあった奥行きのある味は、本当にたまりませんね。
ランチにも、たま~に(原価がすごく高いので)出しますが、人気のパスタのひとつです。


これで、パスタ編は終わりですが、この後、魚料理編、鶏料理編、肉料理編と続きます。

では、また。
Ciao. Arrivederci!!
  

Posted by spock at 21:33Comments(2)TrackBack(0)料理

2010年07月09日

5周年パーティーの料理 その3 パスタ編2

Ciao. spockです。

5周年パーティーの料理 その2 パスタ編1 からの続きです。

次にお出ししたのがコレ。
手作りのマカロニ (イマイチ写りが悪いのですが・・・・)
ちなみに、上に散らしてあるのはバジリコの摘み菜(?)を刻んだものです。


このマカロニについては、ずーっと前に書いた事があるし、ウチのパンフレットにも書いてありますが、おそらく日本中でウチにしかないパスタだと思うので、一本一本手作りの、本当に手間のかかるパスタではありますが、絶やす事無く作り続けたいと思います。(追記に、パンフレットの文章をコピーしてあります)

ソーセージの入った辛口のトマトソースと合わせてありますが、これも結構ハマる方が多いですね。
このマカロニをお出しした時、歓声が上がりましたから、期待されていた方もおられたんでしょう。
ワインと良く合いますが、意外とビールにも合うんですよ・・・・このマカロニをつまみにして飲まれる方もおられますからね。


さて、次はコレ。
リングイーネのレモンバターソース。 


このパスタは、過去にもパーティーで出した事がありますが、それ以外には出していないので、初めて食べた方が多かったようです。
シンプルでサッパリとした、夏向きのパスタですね。
評判が良かったので、近いうちに、ランチのメニューに加えようと思っています。

実を言うと、オリジナルのレシピでは、ここにパセリのみじん切りが入るのですが、オレの好みから言うと、パセリの舌触りが好きではないので、パセリなしで出しました。
実際にメニューに加えるときには、どうするべきか、考えどころですね。


さて、まだまだ続きますが、今回はここまで。

では、また。
Ciao. Arrivederci!!   
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Posted by spock at 20:09Comments(0)TrackBack(0)料理

2010年07月09日

5周年パーティーの料理 その2 パスタ編1

Ciao. spockです。

昨日は暑かったですねぇ。
プールで泳ぎたい、と思いましたが、市民プールって15日からなんですよね。
でも、その頃になると雨ばかりだったりして・・・・


さて、ブロードの話を間に挟みましたが、前に戻って『5周年パーティーの料理 その1 前菜編』からの続きです。

まず最初にお出ししたのがコレ。
手作りオレッキエッテのチーズ入りミートソース


オレッキエッテ Orecchiette は、見た目のとおり『小さい耳』の意味で、一つ一つ手作りです。
粉と水だけで作るパスタなので、ほかのパスタに比べ、柔らかくモチモチした食感ですが、この食感を好まれる方も多く、コースのパスタに指定される事も結構ありますね。

ソースは、ただのミートソースではなく、タカの爪を利かせてあり、さらにマリボチーズを入れて、糸を引く状態まで溶かしてあるので、かなり濃厚です。


次にお出ししたのがコレ。
ポルチーニ茸入りパルマ風リゾット・・・・これはパスタではありませんが・・・・


ウチのリゾットについては、以前にも書いた事がありますが、世界一美味い日本の米を使っています。
仕上げにバターとパルミジャーノ レッジャーノをたっぷりと使い、さらに乾燥ポルチーニを戻したものをバターで炒めて加えてある、最高に贅沢なリゾットです。

今頃の流行りなのか、やたらといろんな具材を加えたり、後から飾り付けをしたりするリゾットを見かけますが、パスタやリゾットなどの『プリーモ ピアット』は基本的にシンプルなものですよ。
そういう意味で、まず、こういうシンプルなリゾットを食べてもらう事が大切だと、オレは思いますね。


さて、まだまだパスタ編は続きますが、今回はここまでにしましょう。

では、また。
Ciao. Arrivederci!!  

Posted by spock at 11:14Comments(0)TrackBack(0)料理