いろいろあって 久しぶり編 その1

spock

2017年02月06日 23:35

Ciao. spockです。

久しぶりの投稿なんですが、今、見てみたら、9ヵ月半も更新してなかった・・・・決して、忘れていたわけではないんですが。
その間、覗いて下さった方々、ありがとうございます。

今は、店の事をすべて1人でやっているので、以前のように、思う存分長い文章を書くのは、かなり難しい状態で、Facebook にちょこっと書いてごまかしている状態なんですが、書きたいと思う事が溜まってきたので、思いついた勢いで書いてみようと思います。
中には、Facebook に書いた事と重複するところもありますが・・・・
とにかく、長編になるので、2回に分けてアップします。


ではまず、前回書いた、『こだまーれ 2016』のオープニングセレモニーの話から始めましょうか。

オープニングセレモニーは、4月24日の午後1時半の開演だったのですが、文化会館大ホールでのリハーサルは、その前々日と前日の夜、それに当日の昼前の3回という事で、予約が入っていなかったので、ホールに慣れるため、すべて参加しました。
それと、春慶塗の楽器がどこまで鳴るか、という事を実際に試してみたかったというのもありましたが。


文化会館の大ホールで演奏するのは初めての事で、どんな響きになるのかは、実際にやってみるまで分からなかったのですが、ホームグラウンドである『飛騨芸術堂』に比べて、ホール自体の容積が大きく、ステージ上に反響版がないため、客席に十分な音量が届くのかが問題になるわけです。
まぁ、結果としては、客席の後ろの方まで、ちゃんと音は届いていたそうですが、ごく控えめにPAを併用する事になりました。

最初のリハーサルに行った時、ホールに入ると、一面のスモークで、ホールの中が霞んでいるのに驚いた。
演出のため、という事だったけど、そこまでやる事が必要なんですかねぇ。


ステージに上がり、配置を決めるところから始まったのだけれど、これがまた厄介なんですよね。
いわゆる『多目的ホール』の場合、その構造から、ステージ上で発された音の大部分が、ステージの上と横に逃げてしまうため、少しでも多くの音が客席に届く位置を見つけなければならないわけです。
今回は、ステージの後ろの方の頭上に、発光版が4枚吊り下げられていたので、その前に並ぶ形で配置が決まりました。


スモークが充満する客席



演奏する曲は、
 モーツァルト  アイネ クライネ ナハトムジーク 第1楽章
 ワーグナー   歌劇 ローエングリン 第2幕から エルザの大聖堂への行列
 ハルヴォルシェン   ヴァイオリンとヴィオラのためのパッサカリア
 シベリウス   アンダンテ フェスティーヴォ
の4曲で、ハルヴォルシェンの曲は、ヴァイオリニストの村中 一夫さんと、元団員でヴィオラの専門家である、小瀬 直統さんのデュオによる演奏。

過去に何回も演奏している曲ばかりなので、楽器ごとのバランスや、ホール内での響きを確認する方が重要な目的、といった感じでしたが、やはり、いつもとは違う感触でしたね。
でも、2日に亘るリハーサルで、結構響くようになったと思いました。
喉の弱い人は、スモークに咳き込みながらのリハーサルで大変でしたが、2日目からはマスクが用意されました。

で、いよいよ当日。
集合時間より早めに行ったのだけれど、もう、みんな集まって、指慣らしや楽譜のチェックをしていた・・・・気合が入っているな。




楽器の調整のために、府中市から駆け付けてくれたドンマイヤーさんも、調整に余念がない。


前日から、合奏団のメンバーの楽器も調整してもらったのだが、オレはヴィオラだけでなく、ヴァイオリンの調整もしてもらえた。

デュオの演奏をする、村中さんと小瀬君も、楽屋で練習中。


リハーサルの時間が来て、ステージの席に着く。




元団員の平塚さんも、今回の演奏に参加する事になり、久しぶりに一緒に演奏する。


配られたオープニングセレモニーのプログラムを見ると、春慶楽器には、それぞれ名前が付けられているとの事・・・・全然知らんかったわ。

でも、その名前が、作曲家の名前とオペラのタイトルをごちゃまぜにしたのは、いかがなものかと・・・・

iPad で写真を撮っていたら、すぐ隣のチェロの広田さんが、オレを撮ってくれた。


春慶塗のヴィオラは、小瀬君に渡したので、ここで弾いているのは自分の楽器。
リハーサルの間、ずっと春慶楽器を弾いていたのに、いきなり自分の楽器に戻ったら、少し小さい分、高めに音程を取ってしまい、感覚が戻るまで、ちょっと苦労しましたね。
でも、腕の長い自分には、大きいサイズのヴィオラが合っている事が分かったのは収穫でした。

最終リハーサルが始まり、アイネ クライネ ナハトムジークを弾き始めたのだけれど、前日までとは打って変わって、全然音が出ていない。
特に緊張しているわけではないのだけれど、自分自身も含めて、なんか萎縮している感じ。
とにかく、全曲通して弾いたら、最後のアンダンテ フェスティーヴォのあたりで、やっといつもの調子になったかな。

このアンダンテ フェスティーヴォの最後に加わるティンパニは、いつも演奏に参加してもらっている、高山市民吹奏楽団の小林さんにお願いしていたのだけれど、クレッシェンドして最強打になるトレモロが、客席ではあまり聴こえないという指摘があった。
それで、ヴァイオリンの後ろから、横へ移動したところ、聴こえるようになったとの事。
ステージ上の位置決めって、本当に重要だな、と改めて思った次第。



あとは、本番まで、しばし休憩。 
その間も、ドンマイヤーさんは、団員の楽器の調整をしてくれました。

で、いよいよ本番。
ステージまでの通路で時間調整。
少し緊張してる、


と思ったけど・・・・そうでもないみたい。


ステージに上がって席に着き、静かに待っていると、幕の向こう側で、セレモニーが進んで行く。


そして、いよいよ幕が開き、アイネ クライネ ナハトムジークの演奏を始める。
たいていの場合、最初の曲の演奏は、幾分手探りというか、醒めた状態で演奏する事が多いのだけれど、この時もそんな感じ。
それなりの拍手をもらって、2曲目の「エルザの大聖堂への行列」に入る。
この曲は、弾いていて気持ちのいいところが結構あるので、だんだんノッてくるんですよね。
まぁ、ワーグナーの曲なんていうのは、ある種の「自己陶酔」がなければ成り立たないようなところがあるので、それでいいんじゃないかと思いますけどね。
後から聞いた話では、お客さんからの反応が一番良かったのが、この曲だったそうです。

続いてのハルヴォルシェンの『パッサカリア』は、殆どの人が初めて聴く曲だと思うし、あまり取っ付きやすい曲でもないのだけれど、変奏曲という事もあって、段々と引き込まれていくんですよね。
技術的にも難しい曲で、オレも挑戦してみたけど、第4変奏で挫折してしまったのだが、さすがに村中さんと小瀬君は、まったく危なげなく、全曲を弾ききった。
その上で、春慶楽器が、ちゃんとホールの一番端まで通る音を出せる事を証明してみせたわけです。

最後は、シベリウスの『アンダンテ フェスティーヴォ』
こういう式典で演奏するには、打って付けの曲ですね。
過去に何回も演奏している事もあって、合奏団のメンバーも、のびのびと弾いていたと思うし、弾き終えた後の達成感も、結構ありましたね。

今回初めて、文化会館の大ホールで演奏したわけだけれど、いい経験になりました。
これからも、機会があれば、いろいろなところで演奏していきたいですね。



高山市制施行80周年記念「高山祭屋臺からくり競演」 

布袋台が、初めて安川通りを越えて上町へ入った、記念すべき出来事ですね。
オレ自身の興味は、4台のからくり屋台が揃う事より、布袋台が上町を通るところにありました。
で、中橋を渡った後、上一之町を下って蔵に向かうところを、布袋台に付いて移動しながらVTRに収めたのですが、その一部を You Tube にアップしました。







こういう事が、次はいつあるか分かりませんから、結構貴重なVTRなんじゃないかと思っています。

今年もGWに、全屋台の曳き揃えがあるそうですが、今から楽しみですね。




Musica Libera Ⅵ

5年前に始まった Musica Libera も、今回で6回目。
第1回から、楽器経験の一番短い(要するに、一番下手な)演奏者として参加していたのだけれど、段々レヴェルの高い参加者が増えてきたので、今回は参加しなくてもいいかな、と思っていたら、いつの間にかチラシに名前が載っていた・・・・

とりあえず練習中の、ベートーヴェンの『ト調のメヌエット』を弾く事にして、演奏会のための練習を始めたけれど、付焼き刃的演奏になる事は仕方ないか。
毎回、「恥をかくほど上手くなる」という言葉を信じて、恥をかきに行っているようなものだけれど、さて今回はどうなるやら・・・・


たまたま、当日の朝にヴァイオリンのレッスンがあったので、とにかく聴けるように、という事で、先生にいくつかのポイントを集中的に手直ししてもらったのだけれど・・・・実際に本番ではきちんと弾けたのか、自分では分かりません。

ステージに上がって弾き始めたら、こんなふうに演奏しようなんて考えているヒマもなく、それまでの練習で身体が覚えた事がそのまま出てしまうだけなんですよね。


先生がわざわざ聴きに来て下さった事も、余計に緊張感を高める事になったのだけれど、弓が飛び跳ねてしまう事もなかったし、自分の出した音がホールの残響として聴こえてきたので、しっかりとした音が出せたのだと思う。
そういう意味では、少しは進歩したのではないか思います。

毎回恥をかきにいっているようなものだ、と上に書いたけど、700年も前に、兼好法師が『徒然草』の第150段に書いた事を、オレは信じたいですね。
ちなみに、それを現代語訳したのがコレ。

 これから芸事を身につけようとする人は、とかく「ヘタクソなうちは誰にも見せたくない。こっそり練習して、ある程度見られるようになってから披露するのがカッコいい」と言うものだけど、そういうことを言っている人が最終的にモノになった例はひとつもない。
 まだ未熟で下手な頃から、経験が長く上手な人たちに混ざり、バカにされようと笑われようと、恥ずかしがらないで気にしないで、才能がなかったとしても立ち止まらず、踏み外すこともなく年を送っていけば、最終的に、その道の極みを嗜まなかった人よりも上の立ち場になれるし、人望も備わって、多くの人に尊敬され、天下一の名声も得られるようになるものだ。
 ”神レベル”に上手いと言われている人でも、最初は未熟だという評価を受けてきたのだし、そのパフォーマンスには欠陥があったりもした。それでも、道の掟に従い、これを重んじて真剣にやった人が、その道のプロとして、様々な人の先生となってきたのだ。この事は、どの分野でも変わらない話だ。




大きいヴィオラがやってきた!!

実を言うと、今まで使っていたヴィオラは、オレの前に合奏団でヴィオラを弾いていた小淵さんから借りていたのだけれど、オレより小さい人なので、そのヴィオラも小さめの、390mmのものだった。
ヴィオラという楽器は、その大きさにかなり無理がある楽器で、音域から考えると、もっと大きくなければならないのに、それでは肩に乗せて弾けないので、無理やり今の大きさになったわけです。
だから、ヴァイオリンの胴長が355mmくらいと決まっているのに対し、ヴィオラは決まったサイズがなくて、380~420mmまであるサイズ(海外には、さらに大きいものもある)の中から、扱いやすいサイズのもの、あるいは、自分が扱える中で(低音がよく出るように)一番大きいサイズのもの、という選び方をされるんですね。

この前弾いた春慶塗のヴィオラは、415mmという大き目のものだったのだけれど、腕が長いせいもあってか、すごく弾きやすかったし、音程も取りやすく思えたわけです。
そんな経験から大きいヴィオラが気になって、中国のショッピングサイト AliExpress で探していたら、安いのにすごく良さそうな、ストラディヴァーリのコピーで16.5インチ(420mm)のヴィオラをみつけたのだけれど、それが期間限定で8%off になり、さらに少し円高になったので、思わずポチってしまった。

本体に弓とケースと松脂付き、8%offで368ドル、それに送料50ドルを加えて418ドル・・・・カード会社の利用明細では、46400円ほどだった。(それからしばらくして急に円高になったので、ちょっと悔しかったけど)
そのショップからは、以前にもヴァイオリンの弓を取り寄せたことがあり、送料無料なのに、きちんと梱包されて送られて来たので、まぁ間違いはないだろうと判断したわけだけど、多少はギャンブル的要素もありますね。
一番気になったのは、サイトにアップされている画像には、裏板の杢目がすごくキレイなものが写っているのだけれど、実際に送られてくるものはどうなのだろうか、という事。
相手が自然の木を使ったものだけに、個体差というのは避けられないわけだけれど、やっぱりキレイなものの方がいいに決まってますからね。

オーダーしてから約2週間・・・・EMSで荷物が届いた。 


大きさは想像していた通りだけれど、持ってみると異様に軽く感じたので、大丈夫かな、と思いながら箱から出してみると、


ケースの中に、ヴィオラと弓と松脂がキチンと入っていた。

ケースが発砲スチロール製のものなので、すごく軽く感じたわけです。

裏板を見てみると、ウェブサイトの画像にアップされていた個体が送られてきた事が分かり、やはりこの店はしっかりしているな、と感心した。

ちなみに、現在は別の個体の画像がアップされているので、各個体ごとに画像を変えているみたいだ。

今まで使っていたヴィオラと、大きさを比べてみると、胴体の長さだけでも、約3cm長い。

その分弦長も長くなるので、音程の取り方も微妙に変えなければならないわけです。
このヴィオラはすごく軽くて、今まで使っていた小さめのヴィオラよりも軽いので、左腕に負担はかからないのだけれど、手が大きいわりに指はそれほど長くないオレにとっては、弦が長くなった分、指を広げて押さえなければならないので、特に小指に負担がかかりそう。
でも、一番指を拡げなければならない、C線のGと、G線のAsを同時に押さえることができるので、なんとかなりそうではありますが。

付属の、いかにも安っぽい音のスティール弦(値段が値段だけに仕方がないんだけど)を、以前使っていた弦に張り替え、駒の位置を調整して音を出してみると、予想以上によく響く。
ただ、よく響くんだけど、なんか違う・・・・奥行きのない、薄っぺらい音・・・・
でも、いろいろ弾いているうちに、音の出し方が分かってきたのか、だんだん音が変わってきた。
その10日後に牧歌の里で演奏する曲を一通り弾いてみたら、音に芯が出てきて、それらしい響きが出るようになった。



この工房で製作された楽器を扱っている人が書いた文によると、この楽器に使われている木材は、古い建造物を取り壊した時に出る「建築古材」のスプルース(マツ科トウヒ属の木材 楽器や建築に使われる)を使って作られているので、完全に乾燥しているため、必要十分な厚さがあっても、軽くてよく響くのとの事。
複数のプロの演奏家から、音だけに関して言えば、入念に調整することで数百万円レベルの楽器と遜色ない音が出る、と言われたとか、この工房のヴィオラでコンクールに入賞したとか、書いてあって、それが嘘か本当かは分からないけれど、実際のところ、この値段で、これだけ良く響いてくれるのだったら、中途半端に高い楽器を買うより、こっちの方がいいんじゃないかと思ってしまった。 

とは言っても、やっぱり、値段相応の部分がある事も否めないわけです。
駒の上に刻んである、弦を載せるための溝が、1つだけずれていたので、やすりを使って手直ししました。
また、本来は黒檀が使われる指板に、黒く塗った木が使われているので、時期を見て、黒檀のものに交換してもらわないといけませんね。

あとは、自分で出来ることを少しずつやって、弾きやすくしていかなければならないわけですが、まず手始めに、少し回しにくいペグをなんとかしたい。
というわけで、Lapella のペグ コンパウンドを手に入れて塗ってみた。
以前使っていた、Hill のペグ コンポジションは、色が茶色で、なんか汚く見えてしまうのだけれど、今回手に入れたものは、色もきれいで、ペグの回りもよくなった。                    



それから、高さも形も、自分にはいまいち合っていなかった顎あては、ヴァイオリンにも使っていて、すごく気に入っているSASのものに替えた。


ヴァイオリンには、一番軽いペアーウッド(梨木)のものを使っているが、ヴィオラ用にはメイプルウッド(楓)をチョイス・・・・杢目がきれいに出ていて、見た目もいいと思う。

ちなみに、ヴァイオリンもヴィオラも、肩当てから顎当てまでの高さが同じになるように調整してある。

ヴァイオリンとヴィオラをダブルケースに入れると、いかにもそれらしい雰囲気になります。


以前、これを見た人から、「プロみたい」って言われた事があったけど、まぁ、見た目も大切というか・・・・ヘタなんだから、見た目くらいは良くしておかないとね。 

実際に、合奏団の練習の時に、このヴィオラを弾いていたら、周りの人から、「良く鳴るねぇ」って言われたので、そういう意味で、このヴィオラは「当たり」だったと思う。
あとは、自分の楽器として、地道に弾き込んでいくだけ・・・・まぁね、技術的にはまだまだなんだけど、

ところで、この前、あるサイトを見ていたら、17.5インチのヴィオラの話が出てきて、それがすごく気になっているんだけれど・・・




出張料理講習会

今までに、料理を教えてほしい、といわれた事は何回かあったのだけれど、最終的に詰めるところまで行かず、立ち消えになったのですが、今回は、希望された方がきちんと話を進めて下さったので、実現する事になりました。


参加者は、主婦の方6名で、その中の1人の方のお宅で行いました。
いきなり初めての場所で、家庭用の火力の弱いガスコンロを使ってやる事には、むつかしい点もありますが、そこは専門家ですから、何とでもします。 


「先生」なんて呼ばれるのは、調理師学校で、イタリア料理主任講師として教えていた時以来、20数年ぶりなので、少し気恥ずかしい気もしたけれど、すぐに慣れた。
「誰でも簡単に失敗なくできる」なんて料理ではなく、初めの何回かは失敗するかもしれないけれど、その後は自分の技術として応用が利かせられるようなる事を目標にしているので、店で実際にやっている事をそのまま見てもらい、ポイントになるところをできるだけ解りやすく解説する、というスタイルで進めました。

作った料理は、次の5種。
 パルマ風リゾット
 スパゲッティ トマト入りカルボナーラ
 スパゲッティ ベーコン・ブロッコリ入り アーリオ オーリオ ペペロンチーノ
 スパゲッティ ナポリ風トマトソース
 トマトドレッシング





時々ダジャレを混ぜたりして、笑いを加えながら進めました(もともと落語家になりたかった人間ですから、そういうのは得意です)が、簡単なところを手伝ってもらったり、洗い物をしてもらったりと、すごくやりやすかったし、こちらも楽しませてもらいました。


一通り、作り方を見てもらったところで、ご主人やお婆ちゃんも加わって、試食タイム。
味見をしてもらうと共に、しっかりと味を憶えてもらう。



最後に、「とにかく何回も作ってみて、失敗を乗り越えて、自分の技術にしてほしい」と話し、すぐに作れるように、パルミジャーノ レッジャーノと岩塩を、ほぼ原価でお分けしました。
翌日電話をしてみたら、さっそく作ってみました、と言われたので、皆さん頑張ってみえるなぁ、と思った次第。

講習中に、ダジャレを連発して笑わせていた時、「店で見た時は気難しそうな人に見えたけど、こんなに気さくで面白い人だったんですね」と言われた。
以前、あるお客さんから、「マスターはすごいツンデレですよね」って言われた事もあるし、どうも取っ付きにくい人に見えてしまうみたい。
そういうイメージを払拭するためにも、これからどんどん人前に出て行くほうがいいんだろうな。
講習会の要望があれば、どこへでも出かけて行きますので、お気軽にご相談下さい。



思いつくまま書いたら、例によって長くなりましたが、久しぶりに、「書いたなぁ」って気がしました。
Facebook に書いた文章を手直しして使ったところもありますが、それでもやっぱり、書くという事はいいですね。
またこれからも、ちょくちょく書いていこうと思っています。
次回は「その2」です。

では、また。

Ciao. Arrivederci!!

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