2019年06月07日
いろいろと報告を・・・・
Ciao. spock です。
メチャクチャ暑い日が続くと思ったら、急に涼しくなったり雨が降ったりと、ヘンな気候で身体がおかしくなりそうですね。
久しぶりの投稿になりますが、今回は、いくつかの報告をします。
報告 その1
ラ フェニーチェのウェブサイト http://www.la-fenice.jp/ をリニューアルしました。
基本的な内容は変わっていませんが、細かいところを修正し、スマートフォンにも対応 http://www.la-fenice.jp/sp/ しています。
かなり内容量の多いウェブサイトなので、スマートフォンで見る場合、全部の文章が見えると煩雑になってしまうため、見出しの文章の後にある矢印をタップすると、見出しの続きが読めるような構成になっています。
ウチのパンフレットを基にしてあるので、パンフレットの方が詳しく書かれているのですが、サイト内で使われている画像は、料理の写真を得意とするカメラマンが、時間をかけて撮影してくれたものなので、画像を見てもらうだけでも楽しめると思います。
まだ見た事がない方は、一度見て下さい。
報告 その2
ここ数年、ひだっちブログに投稿する回数が少なくなっているのですが、以前のようにじっくりと文章を書く時間がなくなった事が主な原因で、そのため、短い文章を Facebook に投稿するのがメインになっていました。
今回リニューアルしたウェブサイトには、ブログ機能がついたため、今後は、ウェブサイトのブログ、ひだっちブログ、Facebook の3つを連動させる事で、その3つのどこからでも、投稿した内容を見てもらえるようにします。
これをきっかけに、また以前のようなマニアックな内容も復活させたいと思っています。
また、「お店からのお知らせ」も連動させるので、営業時間の変更や臨時休業などのお知らせも、どこからでも見てもらえるようになりますよ。
報告 その3
ミシュランガイド愛知・岐阜・三重 2019 特別版に、ラ フェニーチェが掲載されました。

5月14日にセントレアのフライト オブ ドリームズで行われた、ミシュランガイドの出版記念パーティーへの招待状が来たので、行ってきたのですが、


実際に行ってみるまで一番気になっていたのが、他にどこの店の方が行くのだろうという事で、お客さんで来られた洲岬さんとモンテ フェリスの芝君からは聞いていたのだけれど、それ以外には不思議なくらい情報が入ってこなかったんですよね。
で、行ってみると、高山から結構多くの店の方が行っていて、思っていた以上に知った顔があり、同学年の『寿美久』の住君が声をかけてくれたりして、いろいろ話もしたのだけれど、聞いてみると、みんなあまり口外していなかったみたいで、情報が広がらないように、最後まで「掲載決定」の案内を送ってこなかったミシュランの戦略に、上手く乗せられていたみたいですね。



結果から言えば、星はもらえなかったけど、料理もサーヴィスも全部オレひとりでやっているウチのような店が、ミシュランガイドに掲載されただけでも上出来だと思うし、イタリア料理の店では飛騨地区で唯一の掲載となった事を光栄に思います。
もっとも、お調子者でガラスの心臓(後輩が言うには「ちょっと脆い強化ガラス」だそうですが)のオレが星をもらった日には、一気に舞い上がった挙句、プレッシャーに押し潰されかねないので、これくらいでちょうどいいのではないかと・・・・
船坂酒造の有巣君から、今回特別に作られた400個限定のミシュランとのコラボの枡の事を聞いていたので、きっちり手に入れましたが、いい記念品になりました。

TVで実況中継されたこともあって、その日の夜に電話を下さった方や、翌日、早速お祝いを言いに店に来てくださった方々、豪華な花を贈ってくれた同窓生の加藤君、祝電を送って下さった高山市長、Facebook に「いいね」等のリアクションやコメントを下さった多くの方々に、ここで改めて御礼申し上げます。


マニアック過ぎるが故にいつもヒマな店なので、ミシュランガイドがきっかけになって、少しお客さんが増えてくれればいいと思うのですが、今のところ、全くお客さんは増えていないどころか、6月の予約状況は過去最悪かも。(笑)
ミシュランから、ミシュランガイド『掲載店』のステッカーが送られて来たので、これを拡大コピーして、あちこちに貼ってみようかと思っているのだけれど、どうなるやら・・・・

今後お客さんが増える事があったとしても、今までとやり方を変える事なく、尖がった店であり続けようと思っていますので、これからもよろしくお願いします。
報告 その4
新しい生ハムが入荷しました。
いつもと同じ、イタリア本国でも限られた店でしか食べる事のできない、24ヶ月熟成の生ハムです。
塊をカットして、できるだけ変質しないように冷凍保存し、お出しする直前にスライスするわけですが、時間が経つにつれ水分が少なくなっていくので、舌触りや味は、少しずつ変わっていきます。
水分が少なくなっていくと、その分、味が濃くなっていくわけですが、舌触りは、少しずつざらっぽくなっていきます。
そういう意味で、新しく塊をカットしたばかりの生ハムは、その舌触りがすべて、と言っていいと思いますが、それを味わえるのは、ここ1週間くらいだと思います。

ねっとりとした舌触りの新しい生ハム・・・・今だけですよ。
報告 その5
『アマローネ』が入荷しました。
イタリアワインの最高峰であるD.O.C.G.(保証付原産地統制名称)に分類される『アマローネ』Amarone は、かつては王侯貴族しか味わうことができなかったといわれるほど贅沢に造られた、稀少な高級ワイン。
『ロミオとジュリエット』の舞台となったヴェローナの近郊の、ヴァルポリチェッラ地区で、陰干ししたブドウを使って作られる伝統的なワインで、『アマローネ』を名乗るためには、多くの規定をクリアしなければならないわけです。
陰干しする事で水分の少なくなったブドウから作られるため、味、香り、色の全てにおいて濃厚で、独特のほろ苦い甘味と果実味を感じさせ、料理に合わせるよりも、ワインその物を味わうためのワインと考える方がいいかもしれませんね。
当然、値段は高く、一般的な小売価格が1万円を超えるものも多いのだけれど、流石にそれでは店で出すには高すぎるという事で、安くて美味いアマローネをいろいろ探しているうちに見つかったのがコレで、年に1回、1ケースだけ仕入れるのだけれど、今回が3回目の入荷です。

1本10000円でお出ししていますが、特別な日に開けるワインとして如何でしょう。
さすがにそれでは高すぎる、という方には、こちらをお勧めしておきましょう。

遅摘みの完熟ブドウに、一部陰干しブドウを使って造られた、シチーリア産のワイン『グース バンプ』Goose Bump
アマローネほど濃厚ではありませんが、陰干しブドウの微かな甘味を感じさせる芳醇な果実味を持つミディアムボディーのワインで、料理に合わせるなら、アマローネよりもこちらがいいでしょうね。
1本4000円でお出ししていますが、値段を考えたら、文字どおり「鳥肌」もののワインだと思います。
報告 その6
毎年恒例のパーティーは、今年は6月29日(土)の19:00から行います。
今年は『14周年とミシュランガイド掲載の感謝パーティー』になりますが、お世話になった方と常連のお客さんを中心に声をかけさせてもらいますので、ぜひ参加して下さい。
では、また。
Ciao. Arivederci!!
メチャクチャ暑い日が続くと思ったら、急に涼しくなったり雨が降ったりと、ヘンな気候で身体がおかしくなりそうですね。
久しぶりの投稿になりますが、今回は、いくつかの報告をします。
報告 その1
ラ フェニーチェのウェブサイト http://www.la-fenice.jp/ をリニューアルしました。
基本的な内容は変わっていませんが、細かいところを修正し、スマートフォンにも対応 http://www.la-fenice.jp/sp/ しています。
かなり内容量の多いウェブサイトなので、スマートフォンで見る場合、全部の文章が見えると煩雑になってしまうため、見出しの文章の後にある矢印をタップすると、見出しの続きが読めるような構成になっています。
ウチのパンフレットを基にしてあるので、パンフレットの方が詳しく書かれているのですが、サイト内で使われている画像は、料理の写真を得意とするカメラマンが、時間をかけて撮影してくれたものなので、画像を見てもらうだけでも楽しめると思います。
まだ見た事がない方は、一度見て下さい。
報告 その2
ここ数年、ひだっちブログに投稿する回数が少なくなっているのですが、以前のようにじっくりと文章を書く時間がなくなった事が主な原因で、そのため、短い文章を Facebook に投稿するのがメインになっていました。
今回リニューアルしたウェブサイトには、ブログ機能がついたため、今後は、ウェブサイトのブログ、ひだっちブログ、Facebook の3つを連動させる事で、その3つのどこからでも、投稿した内容を見てもらえるようにします。
これをきっかけに、また以前のようなマニアックな内容も復活させたいと思っています。
また、「お店からのお知らせ」も連動させるので、営業時間の変更や臨時休業などのお知らせも、どこからでも見てもらえるようになりますよ。
報告 その3
ミシュランガイド愛知・岐阜・三重 2019 特別版に、ラ フェニーチェが掲載されました。
5月14日にセントレアのフライト オブ ドリームズで行われた、ミシュランガイドの出版記念パーティーへの招待状が来たので、行ってきたのですが、
実際に行ってみるまで一番気になっていたのが、他にどこの店の方が行くのだろうという事で、お客さんで来られた洲岬さんとモンテ フェリスの芝君からは聞いていたのだけれど、それ以外には不思議なくらい情報が入ってこなかったんですよね。
で、行ってみると、高山から結構多くの店の方が行っていて、思っていた以上に知った顔があり、同学年の『寿美久』の住君が声をかけてくれたりして、いろいろ話もしたのだけれど、聞いてみると、みんなあまり口外していなかったみたいで、情報が広がらないように、最後まで「掲載決定」の案内を送ってこなかったミシュランの戦略に、上手く乗せられていたみたいですね。

結果から言えば、星はもらえなかったけど、料理もサーヴィスも全部オレひとりでやっているウチのような店が、ミシュランガイドに掲載されただけでも上出来だと思うし、イタリア料理の店では飛騨地区で唯一の掲載となった事を光栄に思います。
もっとも、お調子者でガラスの心臓(後輩が言うには「ちょっと脆い強化ガラス」だそうですが)のオレが星をもらった日には、一気に舞い上がった挙句、プレッシャーに押し潰されかねないので、これくらいでちょうどいいのではないかと・・・・
船坂酒造の有巣君から、今回特別に作られた400個限定のミシュランとのコラボの枡の事を聞いていたので、きっちり手に入れましたが、いい記念品になりました。
TVで実況中継されたこともあって、その日の夜に電話を下さった方や、翌日、早速お祝いを言いに店に来てくださった方々、豪華な花を贈ってくれた同窓生の加藤君、祝電を送って下さった高山市長、Facebook に「いいね」等のリアクションやコメントを下さった多くの方々に、ここで改めて御礼申し上げます。
マニアック過ぎるが故にいつもヒマな店なので、ミシュランガイドがきっかけになって、少しお客さんが増えてくれればいいと思うのですが、今のところ、全くお客さんは増えていないどころか、6月の予約状況は過去最悪かも。(笑)
ミシュランから、ミシュランガイド『掲載店』のステッカーが送られて来たので、これを拡大コピーして、あちこちに貼ってみようかと思っているのだけれど、どうなるやら・・・・
今後お客さんが増える事があったとしても、今までとやり方を変える事なく、尖がった店であり続けようと思っていますので、これからもよろしくお願いします。
報告 その4
新しい生ハムが入荷しました。
いつもと同じ、イタリア本国でも限られた店でしか食べる事のできない、24ヶ月熟成の生ハムです。
塊をカットして、できるだけ変質しないように冷凍保存し、お出しする直前にスライスするわけですが、時間が経つにつれ水分が少なくなっていくので、舌触りや味は、少しずつ変わっていきます。
水分が少なくなっていくと、その分、味が濃くなっていくわけですが、舌触りは、少しずつざらっぽくなっていきます。
そういう意味で、新しく塊をカットしたばかりの生ハムは、その舌触りがすべて、と言っていいと思いますが、それを味わえるのは、ここ1週間くらいだと思います。
ねっとりとした舌触りの新しい生ハム・・・・今だけですよ。
報告 その5
『アマローネ』が入荷しました。
イタリアワインの最高峰であるD.O.C.G.(保証付原産地統制名称)に分類される『アマローネ』Amarone は、かつては王侯貴族しか味わうことができなかったといわれるほど贅沢に造られた、稀少な高級ワイン。
『ロミオとジュリエット』の舞台となったヴェローナの近郊の、ヴァルポリチェッラ地区で、陰干ししたブドウを使って作られる伝統的なワインで、『アマローネ』を名乗るためには、多くの規定をクリアしなければならないわけです。
陰干しする事で水分の少なくなったブドウから作られるため、味、香り、色の全てにおいて濃厚で、独特のほろ苦い甘味と果実味を感じさせ、料理に合わせるよりも、ワインその物を味わうためのワインと考える方がいいかもしれませんね。
当然、値段は高く、一般的な小売価格が1万円を超えるものも多いのだけれど、流石にそれでは店で出すには高すぎるという事で、安くて美味いアマローネをいろいろ探しているうちに見つかったのがコレで、年に1回、1ケースだけ仕入れるのだけれど、今回が3回目の入荷です。
1本10000円でお出ししていますが、特別な日に開けるワインとして如何でしょう。
さすがにそれでは高すぎる、という方には、こちらをお勧めしておきましょう。
遅摘みの完熟ブドウに、一部陰干しブドウを使って造られた、シチーリア産のワイン『グース バンプ』Goose Bump
アマローネほど濃厚ではありませんが、陰干しブドウの微かな甘味を感じさせる芳醇な果実味を持つミディアムボディーのワインで、料理に合わせるなら、アマローネよりもこちらがいいでしょうね。
1本4000円でお出ししていますが、値段を考えたら、文字どおり「鳥肌」もののワインだと思います。
報告 その6
毎年恒例のパーティーは、今年は6月29日(土)の19:00から行います。
今年は『14周年とミシュランガイド掲載の感謝パーティー』になりますが、お世話になった方と常連のお客さんを中心に声をかけさせてもらいますので、ぜひ参加して下さい。
では、また。
Ciao. Arivederci!!
Posted by spock at 18:45│Comments(0)
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