2008年02月07日
今年の・・・いや、これからの目標は・・・・
Ciao. spockです。
寒い日が続きますが、暖かくなりそうな気配が感じられない事が辛いですね。
ウチでは、料理に使うハーブ類を自分で栽培して使っているのですが、さすがに今の時期は生育が止まってしまいます。
バジリコは秋の終りには種を残して枯れてしまいましたが、ローズマリーノやサルヴィア、プレッツェーモロなどは、この寒さにも耐えて元気ですよ。
暖かくなれば、また、緑の葉を茂らせるのだろうと思います。
さて、今年最初に書いた『さ〜て、今年の目標は・・・ その1』からの続きになるわけですが、ちょうど一月間が空いてしまいました。
おかげ様で1月が忙しかった事や、内容をまとめるのが難しかった事などがありまして・・・・だからタイトルも、少し変えました。
前回書いたのは、店の事や、オレの個人的な趣味に関することでした。
でも、今回書くのは、オレ一人でやるのではなく、ある程度の人数を集めなければできない事であり、また、多くの人達の協力を仰がなければならない事なんです。
だから、今回書く事は、オレの今年の目標というより、「その目標のために動き始めよう」と、自分へ言い聞かせるようなものですかね。
例によって、長くなりそうです・・・・もっとも、後半は画像ばかりですが・・・・
実を言うと、今日はオレの誕生日です。
去年の誕生日に更新した時は、ちょうどスーパーボウルの後だった事もあって、アメフトの話を書きましたが、また今年も同じパターンになりそうです。
では、前回からの続きです。
今から21年前、オレがまだ神戸にいた頃、初めて手に入れたワープロの『親指シフト』の配列を覚えるために、その頃考えていた事をワープロに打ち込んで文書を作成し、親友の千葉茂のところへ送った事がありました。
その内容は、将来高山でこんな事ができたらいいな、というような、ある種の夢物語的計画だったのですよ。
例えば、いつでも泳げる温水プールとフィットネス・ジムを造る事であったり、オーケストラを作る事であったり、プラネタリウムと科学館だったり、近代美術を集めた美術館だったり、確か7つの事を書いたと思います。
でも、それらの事は、バブル期を挟んだあれからの20年の間に、オレが考えたのと多少の違いはあるにしても、誰かが実現させてくれたのですよ。
上に書いた例でいうなら、クア・アルプであり、高山室内合奏団であり、飛騨プラネタリウムであり、飛騨高山美術館であり・・・・こう考えると、20年前にオレが考えた事も、あながち間違いではなかったな、と思うのです。
でも、その7つのうち、1つだけ残った事があるのです。
だから、それはオレがやるために残っているのだろう、と思うのですよ。
その残った1つとは・・・・高山にアメフト・ティームを作る事・・・・なのです。
ちょうどその頃はデンヴァー・ブロンコスの黄金期で、86、87、89年と立て続けにスーパー・ボウルに出場しているのですよ。(3回とも負けてしまいましたが・・・)
高山からブロンコスを応援に行くツアーがあってもいいのではないか、と思っていたのですが・・・・話題にもならなかったようですね。
オレは、それがスゴく不思議でした。
デンヴァーの人達が、最も誇りに思っている物のひとつがブロンコスである事は間違いないと思うのですが、それに対して、姉妹都市である高山が全く反応を示さないというのは寂しい事だと思いますね。
その後、QBジョン・エルウェイ

が活躍し、97年と98年のスーパー・ボウルを連覇した時は、市長が祝電を送ったそうですけどね。
だから、オレが考えたのは、高山にフットボール・ティームを作り、デンヴァーから指導者を呼んで指導してもらおう、という事なんですよ。
まぁ、たいていの場合、『姉妹都市』との交流について、ほとんどの市民は、何をやっているのか解っていないと思うのですが、毎年、何となくやっているようなホームステイなんかよりも、フットボールで交流を深めた方が、よっぽど有意義だとオレは思うのですよ。
ゆくゆくは、日本各地からフットボーラーが集まるイヴェントを開催したり、合宿地としてフットボール・ティームを呼ぶ事ができたら、高山市も少しは潤うのではないかと思うのです。
(まぁ、夢のまた夢みたいな話ではありますが、ブロンコスのプレイヤーを呼んでクリニックのような事をやったら、きっと全国から多くのアメフト・プレイヤーやファンが集まると思いますよ。)
まぁ、お役人というのは、よそでうまく行った事を見学しに行って、そっくり真似する事しか考えないようで、結局、日本中が同じ事をやって、税金を投入し続けたあげく、共倒れになるのがオチです。
例えば(プロとアマチュアを同列で語ってはいけないのかもしれませんが)今のJリーグ。
特に地方のティームの大部分が、借金まみれで青息吐息なのを見ると、その事を痛切に感じますね。(ついでに言わせて貰うなら、税金の投入を前提にJ2昇格が決まった『FC岐阜』には、二の舞を踏んで欲しくないと、心底思いますね)
それより、他に例のない事をやる方が、うまくいく可能性は高いと思うのです。
そういう意味で高山は、せっかくデンヴァーという姉妹都市を持っているのですから、それを活かす事を考えるのは当然だと思いますし、日本ではマイナーだけどコアなファンが多いアメフトを視野に入れるのは、間違いではないと思うのですよ。
まぁ、人口の少ない地方都市で、マイナーかつハードなティーム・スポーツをやろうというのは、かなり難しい事だと思います。
でも、オレがこういう考えを持っている事を話した何人かの人達から、結構いろいろな情報が入ってくるのですが、その情報によると、高山近辺にアメフト経験者が結構いる事や、そういう人達の中には、もしティームができれば、またやりたいと思っている人がいる事も分かりました。
もちろん、未経験者でも、やりたいと思っている人や、興味のある人もいます。
もちろん、ティーム・スポーツである以上、人数が多い方がいい事は当然ですが、オレがアメフトをやっていた頃、ギリギリの人数でリーグ戦を戦っているプライヴェート・ティームがあって、新入部員がいきなり試合に出た、という話を聞いた事があります(もちろん、それなりに身体が出来ている事が必要ですが・・・・)から、ある程度他のスポーツを経験している人なら、案外すんなりと始める事ができるように思います。
でも、アメフトを始めるのは、他のスポーツに比べて、かなりハードルが高い事も確かです。
それば、「誰でもできる」サッカーが世界に広まったのと全く反対の理由、要するに、上に書いた『それなりの肉体』の他に、さらにアタマとカネを必要とするからなんですよ。
アメフトはハードなコンタクト・スポーツですから、最低限、ハードヒット時に負傷しないだけの肉体が必要です。
それから、ルールブックの厚さでは野球に負けるものの、覚えなければならない事の多さや、それを瞬時に判断して使う能力が必要な事を考えると、アメフトが全てのスポーツの中で、一番頭脳が必要だと思います。
それに、あの装備を揃えるのには、それなりのカネがかかります。
とは言っても「ものは考えよう」、考え方次第では何とかなりそうな気もします。
例えば、アイス・ホッケーのティームを作ろうと思っても、スケートリンクが無ければプレイは不可能です。
でもアメフトなら、幸いな事に高山には『中山公園陸上競技場』がありますから、ゴールポストを設置すれば、すぐにでもプレイが可能です。
また、将来対戦相手を探す時にも、『アメフト王国』である滋賀県が隣にあるのですから、少し足を伸ばす気になれば、結構見つかると思います。
新しい事を始める時には、できない事を嘆いているより、できる事をありがたいと思う方が、うまくいくと思います。
そういうふうに考えれば、決してハードルは高くないように思えて来ます。
そう考えれば、いくらアタマが要るといっても、学問ではなくスポーツですから、大した事はありません。
数センチの厚みがあるプレイブックの中身を、全て憶えなければならないプロではないのですから、人並みのアタマがあれば通用します。(オレは決して頭脳明晰な人間ではありませんが、それでも何とか理解できましたからね)
カネがかかると言っても、日本で一番普及しているスポーツである野球をやるのと同等以下の費用でできるなら、そんなに高いとは思われないでしょう。
以前にも書いた事がありますが、例えばこんなセットに、後はシューズとグローヴとユニフォーム(ホーム用/アウェイ用ジャージとパンツ)を揃えれば、大体7〜11万円位ですね。
友人の息子が野球を始めた時、必要な物を揃えたら10万円では収まらなかったと言っていましたから、それに比べれば決して高くない、というか、選び方によっては、むしろ安くなりますね。
そうなると、一番の問題は、身体のことですね。
基本的に、どんなスポーツでも、やるためにはそれなりの身体が必要ですが、野球やサッカーが広く普及したのは、特別な身体がなくてもできてしまうからなんでしょう。
身体ができていない状態でアメフトをやったら、間違いなく危険な目に遭いますから、ウェイト・トレーニング等での身体づくりは必須です。
勿論、身体ができていない人に、ガンガン当たらせるような事をするわけはないですし、身体の出来具合に応じて、できる事の練習から始めるのは当然ですけどね。
でも、これも考え方を変えればですね、アメフトをするためにウェイト・トレーニングで身体づくりをする>>>しっかりした身体ができる>>>メタボとは無縁のからだになる、とこうなります。(笑)
実際のところ、ジム通いをする場合、よほど意志の強い人でなければ、何か目的を持っていない限り続かないと思います。
それに、ただ漠然とやっていては、そこそこの筋力アップのレヴェルで終ってしまいますが、目標を見つければ、人並み以上の筋力アップが可能なんです・・・・実際にオレがそうでしたから。(追記参照)
まぁ、とにかく、実際に動き出すしかないと思うのですよ。
とは言っても、ある程度の計画性がなければ、とても出来る事ではありませんから、徐々に準備を始める、その最初の一歩を踏み出すのが今年かな、と思っているわけです。
何事に限らず「ソフトよりハードが先行すると失敗する」というのは事実だと思います。
立派な競技場(ハード)が無くても、しっかりとしたティームとプログラム(ソフト)を作っていけば、ハードは後からついてくると思います。
その時にできる事を、ずっと続けてやっていく事が大切だと思います。
オレが東京を離れる直前に、オレが入っていたティーム(正確には、その時のメンバーが立ち上げた別のティームなんですが)の試合を観に行ったのですが、驚いた事に、一度引退した人達が、また戻ってきて、試合に出ていたのですよ。
40代になっても、アメフトから離れられない人が結構多いそうなんですが(オレも同類ですかね)、それだけ奥の深いスポーツだという事なんでしょうね。
その時に、ティームの世話役で、UFL(江戸川区アメリカンフットボール連盟)の役員でもあるUさんに、オレの考えている事を話してみたのです。
流石にマイナーなスポーツを続ける事の難しさを解っているUさんは、一瞬いろいろ考えてみえるようでしたが、こんな事を言われました。
「もし、それが実現したら、UFLとしても手伝える事はあると思う。特に、子供に教えるためのノウハウをかなり持っているので、必要なら協力できると思う。」
確かに、子供に教えて育てていくのが一番いいのでしょうね。
オレは、アメフトをやるには歳を取り過ぎましたが、子供達のブロッキングの練習台くらいはできるんじゃないかな、と思います。
まぁ、裏方として関わっていければいいと思うのですよ。
さて、とりあえず情報集めから始めましょうか。
今回、こんな事を長々と書いたのは、この街に、こんな事を考えている人間がいるという事を知ってもらおうと思ったからなんですが、それが実現できるかどうかは、やってみなければ分かりません。
もし、アメフトに興味のある人や、やりたいと思う人、オレの考えを面白いと思ってくれる人・・・・などおられたら、ぜひ声をかけて下さいね。
ところで、アメフトのプレイヤーが、身体のあちこちにプロテクターを着けている事はお解りだと思いますが、実際にどんな物を着けているのか知っている人は、案外少ないだろうと思います。
題名は忘れましたが、あるプレイヤーが試合の前にロッカールームへ入り、順番にプロテクターを着け、ロッカールームを出て行くという、それだけを描いた絵本がアメリカで出版されていました。
まぁ、アメリカの子供達も、よく知らないという事なんでしょうけど・・・・
今回それを、画像を使ってやってみようと思います。
着けるパッド類はこれです。
上がヒップ・パッド、左中がサイ・パッド、左下がニー・パッド、右下はアーム・パッド。

ショルダー・パッド。下に、首を保護するための『カウボーイ・カラー』をつけています。

まず最初に、ヒップ・パッドを着けます。(注 この画像はノーパンではなく Jockstrap というサポーターを着けています)

パンツのポケットに、サイ・パッドとニー・パッドを入れておきます。

このパンツは、相手に掴まれないように、極めてタイトにできているので、慣れないと穿くのに一苦労です。前のヒモをしっかり締め上げ、

ベルトを締めてソックスを穿けば、下半身は終了です。

次にショルダー・パッドを着けます。

この画像では着けていませんが、この下に、あばらを保護するリブ・パッド、又はブロッキング・ヴェストを着けるのが普通です。
ジャージーを着ます。
ひとりで着る時は、ショルダー・パッドにジャージーをかぶせてから、一緒に装着した方がラクです。

シューズを履き、ヘルメットを被り、マウスピースを銜え、ポジションにより必要なら、グローヴやアーム・パッドを着けて装着完了です。(注 色付きのアイシールドは、日本では試合に使う事が禁止されています)

この装備を初めて身に着けた時は、思うように動けないし、見た目も何かしっくりきませんが、慣れてくれば自由に動けるようになるし、見た目も様になります。(オレが先輩から、様になってきたなと言われたのは、11〜2回目の練習を終えた時でした)
この格好をしたくてアメフトを始めた、という人が結構多いと聞いた事がありますが、案外本当なのかもしれませんね。
では、また。
Ciao. Arrivederci!!
寒い日が続きますが、暖かくなりそうな気配が感じられない事が辛いですね。
ウチでは、料理に使うハーブ類を自分で栽培して使っているのですが、さすがに今の時期は生育が止まってしまいます。
バジリコは秋の終りには種を残して枯れてしまいましたが、ローズマリーノやサルヴィア、プレッツェーモロなどは、この寒さにも耐えて元気ですよ。
暖かくなれば、また、緑の葉を茂らせるのだろうと思います。
さて、今年最初に書いた『さ〜て、今年の目標は・・・ その1』からの続きになるわけですが、ちょうど一月間が空いてしまいました。
おかげ様で1月が忙しかった事や、内容をまとめるのが難しかった事などがありまして・・・・だからタイトルも、少し変えました。
前回書いたのは、店の事や、オレの個人的な趣味に関することでした。
でも、今回書くのは、オレ一人でやるのではなく、ある程度の人数を集めなければできない事であり、また、多くの人達の協力を仰がなければならない事なんです。
だから、今回書く事は、オレの今年の目標というより、「その目標のために動き始めよう」と、自分へ言い聞かせるようなものですかね。
例によって、長くなりそうです・・・・もっとも、後半は画像ばかりですが・・・・
実を言うと、今日はオレの誕生日です。
去年の誕生日に更新した時は、ちょうどスーパーボウルの後だった事もあって、アメフトの話を書きましたが、また今年も同じパターンになりそうです。
では、前回からの続きです。
今から21年前、オレがまだ神戸にいた頃、初めて手に入れたワープロの『親指シフト』の配列を覚えるために、その頃考えていた事をワープロに打ち込んで文書を作成し、親友の千葉茂のところへ送った事がありました。
その内容は、将来高山でこんな事ができたらいいな、というような、ある種の夢物語的計画だったのですよ。
例えば、いつでも泳げる温水プールとフィットネス・ジムを造る事であったり、オーケストラを作る事であったり、プラネタリウムと科学館だったり、近代美術を集めた美術館だったり、確か7つの事を書いたと思います。
でも、それらの事は、バブル期を挟んだあれからの20年の間に、オレが考えたのと多少の違いはあるにしても、誰かが実現させてくれたのですよ。
上に書いた例でいうなら、クア・アルプであり、高山室内合奏団であり、飛騨プラネタリウムであり、飛騨高山美術館であり・・・・こう考えると、20年前にオレが考えた事も、あながち間違いではなかったな、と思うのです。
でも、その7つのうち、1つだけ残った事があるのです。
だから、それはオレがやるために残っているのだろう、と思うのですよ。
その残った1つとは・・・・高山にアメフト・ティームを作る事・・・・なのです。
ちょうどその頃はデンヴァー・ブロンコスの黄金期で、86、87、89年と立て続けにスーパー・ボウルに出場しているのですよ。(3回とも負けてしまいましたが・・・)
高山からブロンコスを応援に行くツアーがあってもいいのではないか、と思っていたのですが・・・・話題にもならなかったようですね。
オレは、それがスゴく不思議でした。
デンヴァーの人達が、最も誇りに思っている物のひとつがブロンコスである事は間違いないと思うのですが、それに対して、姉妹都市である高山が全く反応を示さないというのは寂しい事だと思いますね。
その後、QBジョン・エルウェイ

が活躍し、97年と98年のスーパー・ボウルを連覇した時は、市長が祝電を送ったそうですけどね。
だから、オレが考えたのは、高山にフットボール・ティームを作り、デンヴァーから指導者を呼んで指導してもらおう、という事なんですよ。
まぁ、たいていの場合、『姉妹都市』との交流について、ほとんどの市民は、何をやっているのか解っていないと思うのですが、毎年、何となくやっているようなホームステイなんかよりも、フットボールで交流を深めた方が、よっぽど有意義だとオレは思うのですよ。
ゆくゆくは、日本各地からフットボーラーが集まるイヴェントを開催したり、合宿地としてフットボール・ティームを呼ぶ事ができたら、高山市も少しは潤うのではないかと思うのです。
(まぁ、夢のまた夢みたいな話ではありますが、ブロンコスのプレイヤーを呼んでクリニックのような事をやったら、きっと全国から多くのアメフト・プレイヤーやファンが集まると思いますよ。)
まぁ、お役人というのは、よそでうまく行った事を見学しに行って、そっくり真似する事しか考えないようで、結局、日本中が同じ事をやって、税金を投入し続けたあげく、共倒れになるのがオチです。
例えば(プロとアマチュアを同列で語ってはいけないのかもしれませんが)今のJリーグ。
特に地方のティームの大部分が、借金まみれで青息吐息なのを見ると、その事を痛切に感じますね。(ついでに言わせて貰うなら、税金の投入を前提にJ2昇格が決まった『FC岐阜』には、二の舞を踏んで欲しくないと、心底思いますね)
それより、他に例のない事をやる方が、うまくいく可能性は高いと思うのです。
そういう意味で高山は、せっかくデンヴァーという姉妹都市を持っているのですから、それを活かす事を考えるのは当然だと思いますし、日本ではマイナーだけどコアなファンが多いアメフトを視野に入れるのは、間違いではないと思うのですよ。
まぁ、人口の少ない地方都市で、マイナーかつハードなティーム・スポーツをやろうというのは、かなり難しい事だと思います。
でも、オレがこういう考えを持っている事を話した何人かの人達から、結構いろいろな情報が入ってくるのですが、その情報によると、高山近辺にアメフト経験者が結構いる事や、そういう人達の中には、もしティームができれば、またやりたいと思っている人がいる事も分かりました。
もちろん、未経験者でも、やりたいと思っている人や、興味のある人もいます。
もちろん、ティーム・スポーツである以上、人数が多い方がいい事は当然ですが、オレがアメフトをやっていた頃、ギリギリの人数でリーグ戦を戦っているプライヴェート・ティームがあって、新入部員がいきなり試合に出た、という話を聞いた事があります(もちろん、それなりに身体が出来ている事が必要ですが・・・・)から、ある程度他のスポーツを経験している人なら、案外すんなりと始める事ができるように思います。
でも、アメフトを始めるのは、他のスポーツに比べて、かなりハードルが高い事も確かです。
それば、「誰でもできる」サッカーが世界に広まったのと全く反対の理由、要するに、上に書いた『それなりの肉体』の他に、さらにアタマとカネを必要とするからなんですよ。
アメフトはハードなコンタクト・スポーツですから、最低限、ハードヒット時に負傷しないだけの肉体が必要です。
それから、ルールブックの厚さでは野球に負けるものの、覚えなければならない事の多さや、それを瞬時に判断して使う能力が必要な事を考えると、アメフトが全てのスポーツの中で、一番頭脳が必要だと思います。
それに、あの装備を揃えるのには、それなりのカネがかかります。
とは言っても「ものは考えよう」、考え方次第では何とかなりそうな気もします。
例えば、アイス・ホッケーのティームを作ろうと思っても、スケートリンクが無ければプレイは不可能です。
でもアメフトなら、幸いな事に高山には『中山公園陸上競技場』がありますから、ゴールポストを設置すれば、すぐにでもプレイが可能です。
また、将来対戦相手を探す時にも、『アメフト王国』である滋賀県が隣にあるのですから、少し足を伸ばす気になれば、結構見つかると思います。
新しい事を始める時には、できない事を嘆いているより、できる事をありがたいと思う方が、うまくいくと思います。
そういうふうに考えれば、決してハードルは高くないように思えて来ます。
そう考えれば、いくらアタマが要るといっても、学問ではなくスポーツですから、大した事はありません。
数センチの厚みがあるプレイブックの中身を、全て憶えなければならないプロではないのですから、人並みのアタマがあれば通用します。(オレは決して頭脳明晰な人間ではありませんが、それでも何とか理解できましたからね)
カネがかかると言っても、日本で一番普及しているスポーツである野球をやるのと同等以下の費用でできるなら、そんなに高いとは思われないでしょう。
以前にも書いた事がありますが、例えばこんなセットに、後はシューズとグローヴとユニフォーム(ホーム用/アウェイ用ジャージとパンツ)を揃えれば、大体7〜11万円位ですね。
友人の息子が野球を始めた時、必要な物を揃えたら10万円では収まらなかったと言っていましたから、それに比べれば決して高くない、というか、選び方によっては、むしろ安くなりますね。
そうなると、一番の問題は、身体のことですね。
基本的に、どんなスポーツでも、やるためにはそれなりの身体が必要ですが、野球やサッカーが広く普及したのは、特別な身体がなくてもできてしまうからなんでしょう。
身体ができていない状態でアメフトをやったら、間違いなく危険な目に遭いますから、ウェイト・トレーニング等での身体づくりは必須です。
勿論、身体ができていない人に、ガンガン当たらせるような事をするわけはないですし、身体の出来具合に応じて、できる事の練習から始めるのは当然ですけどね。
でも、これも考え方を変えればですね、アメフトをするためにウェイト・トレーニングで身体づくりをする>>>しっかりした身体ができる>>>メタボとは無縁のからだになる、とこうなります。(笑)
実際のところ、ジム通いをする場合、よほど意志の強い人でなければ、何か目的を持っていない限り続かないと思います。
それに、ただ漠然とやっていては、そこそこの筋力アップのレヴェルで終ってしまいますが、目標を見つければ、人並み以上の筋力アップが可能なんです・・・・実際にオレがそうでしたから。(追記参照)
まぁ、とにかく、実際に動き出すしかないと思うのですよ。
とは言っても、ある程度の計画性がなければ、とても出来る事ではありませんから、徐々に準備を始める、その最初の一歩を踏み出すのが今年かな、と思っているわけです。
何事に限らず「ソフトよりハードが先行すると失敗する」というのは事実だと思います。
立派な競技場(ハード)が無くても、しっかりとしたティームとプログラム(ソフト)を作っていけば、ハードは後からついてくると思います。
その時にできる事を、ずっと続けてやっていく事が大切だと思います。
オレが東京を離れる直前に、オレが入っていたティーム(正確には、その時のメンバーが立ち上げた別のティームなんですが)の試合を観に行ったのですが、驚いた事に、一度引退した人達が、また戻ってきて、試合に出ていたのですよ。
40代になっても、アメフトから離れられない人が結構多いそうなんですが(オレも同類ですかね)、それだけ奥の深いスポーツだという事なんでしょうね。
その時に、ティームの世話役で、UFL(江戸川区アメリカンフットボール連盟)の役員でもあるUさんに、オレの考えている事を話してみたのです。
流石にマイナーなスポーツを続ける事の難しさを解っているUさんは、一瞬いろいろ考えてみえるようでしたが、こんな事を言われました。
「もし、それが実現したら、UFLとしても手伝える事はあると思う。特に、子供に教えるためのノウハウをかなり持っているので、必要なら協力できると思う。」
確かに、子供に教えて育てていくのが一番いいのでしょうね。
オレは、アメフトをやるには歳を取り過ぎましたが、子供達のブロッキングの練習台くらいはできるんじゃないかな、と思います。
まぁ、裏方として関わっていければいいと思うのですよ。
さて、とりあえず情報集めから始めましょうか。
今回、こんな事を長々と書いたのは、この街に、こんな事を考えている人間がいるという事を知ってもらおうと思ったからなんですが、それが実現できるかどうかは、やってみなければ分かりません。
もし、アメフトに興味のある人や、やりたいと思う人、オレの考えを面白いと思ってくれる人・・・・などおられたら、ぜひ声をかけて下さいね。
ところで、アメフトのプレイヤーが、身体のあちこちにプロテクターを着けている事はお解りだと思いますが、実際にどんな物を着けているのか知っている人は、案外少ないだろうと思います。
題名は忘れましたが、あるプレイヤーが試合の前にロッカールームへ入り、順番にプロテクターを着け、ロッカールームを出て行くという、それだけを描いた絵本がアメリカで出版されていました。
まぁ、アメリカの子供達も、よく知らないという事なんでしょうけど・・・・
今回それを、画像を使ってやってみようと思います。
着けるパッド類はこれです。
上がヒップ・パッド、左中がサイ・パッド、左下がニー・パッド、右下はアーム・パッド。
ショルダー・パッド。下に、首を保護するための『カウボーイ・カラー』をつけています。
まず最初に、ヒップ・パッドを着けます。(注 この画像はノーパンではなく Jockstrap というサポーターを着けています)
パンツのポケットに、サイ・パッドとニー・パッドを入れておきます。
このパンツは、相手に掴まれないように、極めてタイトにできているので、慣れないと穿くのに一苦労です。前のヒモをしっかり締め上げ、
ベルトを締めてソックスを穿けば、下半身は終了です。
次にショルダー・パッドを着けます。
この画像では着けていませんが、この下に、あばらを保護するリブ・パッド、又はブロッキング・ヴェストを着けるのが普通です。
ジャージーを着ます。
ひとりで着る時は、ショルダー・パッドにジャージーをかぶせてから、一緒に装着した方がラクです。
シューズを履き、ヘルメットを被り、マウスピースを銜え、ポジションにより必要なら、グローヴやアーム・パッドを着けて装着完了です。(注 色付きのアイシールドは、日本では試合に使う事が禁止されています)
この装備を初めて身に着けた時は、思うように動けないし、見た目も何かしっくりきませんが、慣れてくれば自由に動けるようになるし、見た目も様になります。(オレが先輩から、様になってきたなと言われたのは、11〜2回目の練習を終えた時でした)
この格好をしたくてアメフトを始めた、という人が結構多いと聞いた事がありますが、案外本当なのかもしれませんね。
では、また。
Ciao. Arrivederci!!
アメフトのようなコンタクト・スポーツの場合、体重は大きな武器になります。
ほぼ同じスピードとパワーで当たった時、体重のある方が当たり勝ちます。
オレは、どんなに食べてもも体重が増えない上、ウェイト・トレーニングをやっても筋肉が肥大せず、逆に締まって行く体質なので、当たり負けしないためには、体重が軽い分、パワーを付けるしかなかったわけです。
ジムのトレイナーに相談したところ、スクワットで下半身を鍛えるのがいいと言われたのですが、骨張っているオレが肩にバーベルを載せると痛いので、背中を床に着けてウェイトを斜めに押し上げる、45度のレッグプレスをやる事にしました。(スクワットを逆さにやるわけです)
最初は80kgから始めたのですが、ちょうどその頃読んだ雑誌に、50代のアントニオ猪木が、毎日レッグプレスで200kgのウェイトを動かしているという話が載っていたので、それなら30代はじめのオレにも出来るだろうと思って、少しずつウェイトを増やしながらやっていたら、6週間で200kgを動かせるようになりました。(ただし、ウォーム・アップをしっかりやっておかないと、一発でヒザがおかしくなりますよ)
でも、フットボールをやるために鍛えているわけですから、ゆっくりと動かしていては意味が無いんですよね。
で、200kgのウェイトを、できるだけ速く上下に動かす事にしたのです。
何回かやっているうちな、かなり速く動かせるようになり、ジムに行く度にやっていたのですが、結局、仕事の都合でフットボールが出来なくなったので、残念ながら、そのパワーを発揮させる事はありませんでした。
でも数年後、自転車に乗るようになって、自転車仲間と走っている時に、空いている道でスプリントをやる事がよくありましたが、たいていトップの方で走っていられたのは、この時に鍛えたおかげだと思いましたね。

ほぼ同じスピードとパワーで当たった時、体重のある方が当たり勝ちます。
オレは、どんなに食べてもも体重が増えない上、ウェイト・トレーニングをやっても筋肉が肥大せず、逆に締まって行く体質なので、当たり負けしないためには、体重が軽い分、パワーを付けるしかなかったわけです。
ジムのトレイナーに相談したところ、スクワットで下半身を鍛えるのがいいと言われたのですが、骨張っているオレが肩にバーベルを載せると痛いので、背中を床に着けてウェイトを斜めに押し上げる、45度のレッグプレスをやる事にしました。(スクワットを逆さにやるわけです)
最初は80kgから始めたのですが、ちょうどその頃読んだ雑誌に、50代のアントニオ猪木が、毎日レッグプレスで200kgのウェイトを動かしているという話が載っていたので、それなら30代はじめのオレにも出来るだろうと思って、少しずつウェイトを増やしながらやっていたら、6週間で200kgを動かせるようになりました。(ただし、ウォーム・アップをしっかりやっておかないと、一発でヒザがおかしくなりますよ)
でも、フットボールをやるために鍛えているわけですから、ゆっくりと動かしていては意味が無いんですよね。
で、200kgのウェイトを、できるだけ速く上下に動かす事にしたのです。
何回かやっているうちな、かなり速く動かせるようになり、ジムに行く度にやっていたのですが、結局、仕事の都合でフットボールが出来なくなったので、残念ながら、そのパワーを発揮させる事はありませんでした。
でも数年後、自転車に乗るようになって、自転車仲間と走っている時に、空いている道でスプリントをやる事がよくありましたが、たいていトップの方で走っていられたのは、この時に鍛えたおかげだと思いましたね。
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Posted by spock at 16:49│Comments(8)
この記事へのコメント
スーパーボウルの大逆転劇、カミさんと見ましたよ。いやいや面白かった。
じつわワタクシ高校の頃はアメラグのユニフォーム姿に憧れて関学へ行こうかなーなんて思った事もあったんです。体力に自身がなかったので止めましたが。(^^;)
じつわワタクシ高校の頃はアメラグのユニフォーム姿に憧れて関学へ行こうかなーなんて思った事もあったんです。体力に自身がなかったので止めましたが。(^^;)
Posted by ネコ先生 at 2008年02月07日 17:21
お誕生日おめでとうございます。
スーパーボール見ましたよ。
ジャイアンツがまさか最期の最期で、パーフェクトシーズンを阻止するとは・・・・
spockさんの引き締まった体は、アメフトが根底にあるのですね~。
スーパーボール見ましたよ。
ジャイアンツがまさか最期の最期で、パーフェクトシーズンを阻止するとは・・・・
spockさんの引き締まった体は、アメフトが根底にあるのですね~。
Posted by SALON de Master 峰 at 2008年02月07日 17:24
ほりほり妻です
夜中に携帯で熱すぎるblogにヒット
まずはおめでとうございます
私はチアリーダー希望です
夜中に携帯で熱すぎるblogにヒット
まずはおめでとうございます
私はチアリーダー希望です
Posted by ユーメイズ at 2008年02月08日 02:56
ネコ先生
今回のスーパーボウルは、両ティーム共、オレの応援対象外だったので、今ひとつ盛り上がりに欠けたのですが、大逆転劇のおかげで楽しめたというか・・・・
関学ですか・・・・でも、そっちへ進んでいたら、今、どうなっているんでしょうね。
この前、いつもコメントを書いてくれるtakechiさんと、キャッチボール(もちろんアメフトのボールでですよ)をやりましたが、暖かくなったら、ネコ先生もやりませんか?
今回のスーパーボウルは、両ティーム共、オレの応援対象外だったので、今ひとつ盛り上がりに欠けたのですが、大逆転劇のおかげで楽しめたというか・・・・
関学ですか・・・・でも、そっちへ進んでいたら、今、どうなっているんでしょうね。
この前、いつもコメントを書いてくれるtakechiさんと、キャッチボール(もちろんアメフトのボールでですよ)をやりましたが、暖かくなったら、ネコ先生もやりませんか?
Posted by spock at 2008年02月08日 09:45
峰さん
ありがとうございます。
大方の予想を裏切っての逆転劇!!
やっぱり、パーフェクトシーズンというのは、不可能なんでしょうかねぇ。
余分な物が全く付かない体質のせいで、アメフトをやるには些か細すぎる体型だったのですが、この歳になると、そのおかげで体型が崩れていない事を、ありがたく思えるようになってきました。
こんな画像まで出してしまった以上、絶対に体型は崩せませんね。
ありがとうございます。
大方の予想を裏切っての逆転劇!!
やっぱり、パーフェクトシーズンというのは、不可能なんでしょうかねぇ。
余分な物が全く付かない体質のせいで、アメフトをやるには些か細すぎる体型だったのですが、この歳になると、そのおかげで体型が崩れていない事を、ありがたく思えるようになってきました。
こんな画像まで出してしまった以上、絶対に体型は崩せませんね。
Posted by spock at 2008年02月08日 10:02
ユーメイズさん
ありがとうございます。
熱すぎますか・・・・本人は醒めているつもりなんですが、語り出すと熱くなってしまうタイプなんでしょうね。
ここに書いた事が実現した時には、是非、チアリーダーをお願いしたい!!
まぁ、いつになるかわかりませんが・・・・
ありがとうございます。
熱すぎますか・・・・本人は醒めているつもりなんですが、語り出すと熱くなってしまうタイプなんでしょうね。
ここに書いた事が実現した時には、是非、チアリーダーをお願いしたい!!
まぁ、いつになるかわかりませんが・・・・
Posted by spock at 2008年02月08日 10:58
お誕生日おめでとうございます。
またおいしい料理を食べに行きたいです。
そのときはよろしくおねがいしますねm(__)m
またおいしい料理を食べに行きたいです。
そのときはよろしくおねがいしますねm(__)m
Posted by ぶーさん at 2008年02月11日 19:35
ぷーさん
ありがとうございます。
ぜひ、また来て下さいね。
こちらこそ、よろしくお願いします。
お待ちしてますよ!!
ありがとうございます。
ぜひ、また来て下さいね。
こちらこそ、よろしくお願いします。
お待ちしてますよ!!
Posted by spock
at 2008年02月11日 23:17
