2017年12月09日

いろいろあって  2017年初夏~秋 後編

Ciao. spockです。

天気の週間予報に、雪のマークが並んでいますが、いよいよ冬らしくなってきましたねぇ。
今年は夏が短かった分、冬が長くなるんじゃないかと心配している今日この頃ですが、相手が自然ですから、どう足掻いたところで仕方がないんですけどね。
でもまぁ、雪があんまり降らなければいいなぁ、と思っているのは、オレだけではないんでしょうけど。


この前、東京の某ホテルのコンシェルジュから、団体のお客さんのランチコースの問合せがあって、20名でと言われたのだけれど、ウチでは16名までしか無理なのでお断りしたのだが、翌日、どうしてもそちらでとお客さんが言われるので16名での予約をお願いします、という電話が改めて入ったので、お受けすることになった。

その日は同業者である妹に手伝ってもらう事にして準備を進めていたのだが、前日の電話で、そのお客さんが海外からの方だと分かり、不思議に思って訊いてみた・・・・「ウチの事を、どうやって見つけられたのですか?」
すると、その答えが、「お客様の方から指定がありました。」

ウチのウェブサイトは日本語にしか対応していないのに、外国の人がどうやって調べたのだろうと不思議に思ったのだが、香港から来られたそのお客さんに訊いてみたところ、少し日本語のできる人がインターネットで調べてウチを見つけたとの事。
ウチに予約を入れて下さる方の中で、高山(及び飛騨地区)以外の方の比率は、ここ数年上がり続けて、今では8割を超えているんだけれど、その中に海外の方も入ってくるようになったとはねぇ。

いつも名古屋から来て下さるお客さん達から、「この店の真価は高山では理解されないんだから、早く名古屋へ出て来いよ。」って、以前から結構真剣に言われているんだけれど、これ以上高山の人の比率が下がるようであれば、考えなければならないのかもしれないなぁ。


ここでひとつお知らせです。
この夏にも行われた『TAKAYAMA DE KANPAI』の第2回が、現在行われています。
ウチは、参加店の中でも一番毛色が変わった店であるという自覚があったので、誰も投稿してくれないんじゃないかと心配していたのだけれど、投稿して下さった方がおられたので、今回も参加する事にしました。
今回は、さらに特典が増えているので、ぜひ写真を撮って投稿してみて下さい。
詳しい事は、こちらで。




さて、だいぶ間が空きましたが「いろいろあって 2017年初夏~秋 前編」に続く、後編です。
前編と同様に、Facebook にアップしたものを元に書いていますが、初出の文もあるので、Facebook で既読の方も読んでみて下さい。



おかげ様で、高山室内合奏団 第14回定期演奏会は、無事終了する事ができました。
ありがとうございました。

いろいろあって  2017年初夏~秋 後編
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予想していたより来場者数が伸びなかったのですが、アンケート用紙の回収率がかつてないほど高く、また、その多くがかなり踏み込んだ内容まで書かれていて、読んだ団員一同、本当にありがたく思いました。

今年は、演奏会に参加する団員の数が少なく、演奏面でも、運営面でも、財政面でも、かなり苦しい演奏会になり、また去年と同様に、指揮者が演奏会間近に入院するという、かなり綱渡り的な状況でしたが、多くの方々から協力を頂いた事で、なんとか乗り切る事ができました。
協力頂いた方々には、本当に感謝しております。

個人的にも、仕事が忙しくて練習に行けない事が多かったし、実行委員の仕事も遅れがちで、プログラムの挨拶文を書いて印刷所に送ったのが、本番の5日前という慌しさでした。

今回は、その練習中に、「選曲をミスったのではないか」という意見が出るほど難しい曲を選んだため、団員それぞれに、かなり苦労したと思いますが、その分、演奏会が終わった今、よくやったよなぁ、という充実感は、例年より強く感じますね。

指揮者に質問中
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団員間での打ち合わせ
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毎年参加してくれるエキストラの人達いろいろあって  2017年初夏~秋 後編
いろいろあって  2017年初夏~秋 後編
いろいろあって  2017年初夏~秋 後編
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指揮者、ステージマネージャー、コンサートマスター
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リハーサル中
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楽譜への書き込み
いろいろあって  2017年初夏~秋 後編

アンコール曲を練習する余裕がなかったため、今回は、アンコール無しになりましたが、その事は、お客さんにも解ってもらえたのではないかと思います。

3ヵ月後には、クリスマス ファミリーコンサートが控えているので、近々、その練習が始まります。
来年は、第15回という事で、特別な演奏会にしたいという気持ちはありますが、合奏団の転換期に来ている事も確かで、みんなで話し合って最良の道を探しながら、次のステップへ進んで行きたいと思っています。




今年は、夏らしい気候になりきらないうちに、秋になってしまいましたねぇ。
夏らしい事を何もしないうちに夏が終わってしまって、なんか悔しい!!

以前ここに、「夏のプールシーズンまでに身体を引き締め直そうって思っている」って書いたのだけれど、身体の方はそれなりに締まったものの、ヘンな天気のうえに、仕事や演奏会の練習で忙しくて、結局、プールには1回しか行けなかった。

1年ぶりの市民プールで泳いでみたら、全然思うように泳げない・・・・やっぱり、1年も間が空くとだめですねぇ。

で、その1回だけのプールでも身体は焼けたわけだけれど、前と後ろの焼け方が違っていて変・・・・もう1度プールへ焼きに行きたかったけど、行けそうになかったので、天気が良い日に、ウチの3階のバルコニーに寝っ転がって焼いてみたら、結構きれいに焼けたみたい。

その時に撮った画像を、以前書いた事に対する「まだ十分ではないけど一応ここまでは身体を引き締めたよ」、という結果報告としてアップするので、「そんなもの見たくないわ」という人はスルーしてね。

いろいろあって  2017年初夏~秋 後編

実のところ、この画像を Facebook にアップするのには、躊躇がなくもなかったのだけれど、普通じゃない事をやるのが身上のオレが躊躇しちゃダメだな、という気持ちと、iPad に入れていたこの画像を見た女性のお客さんが、「うわー、きれい」って言ってくれた事で、アップに踏み切ったわけ。

まぁ、無視されるか非難されるかだろうな、と思っていたのに、結果として、個人と店の両方で30人から「いいね」をもらえたのは意外だったのだが、こうして晒してしまった以上、これより体形を崩すことはできないし、来年はさらに身体を引き締めようと思っている。

さて、この画像で穿いているのは、以前にも書いた MIZUNO の RQ-632 のウォーターポロ(通称ポロパン)で、赤と白の地に黄色のステッチが入っている。
実のところ、オレは若い頃から、赤と紫のものを身に着けた事が殆ど無かった。
何となく好みに合わなかったし、以前、自分に合う波長の色を調べた時も、赤と紫は全然合わなかった事もあって避けていたのだけれど、ここ2年ほどで「赤もいいよなぁ」って思うようになった。
これって、還暦を意識する歳になったからなのかなぁ。




打ち上げ後、7年という長い時間をかけて土星に到達し、その後、当初の計画より9年も長い13年間続けられた周回探査では、50万枚近い画像と、635GBにおよぶ貴重なデータを送り続け、最後は土星に突入して燃え尽きた、土星探査機『カッシーニ』

いろいろあって  2017年初夏~秋 後編

最後に送られてきた画像を見ながら、その健気さに、目がうるうるしてしまった。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/092000358/

20年前といえば、Power Macintosh がG3になる前であり、Windows95 の時代だったわけだけれど、そんな時代の、今と比べれば遥かに遅く、容量も小さい機械を使って、必死にデータを送り続けた カッシーニ。
カッシーニから切り離されてタイタンに着陸した、惑星探査機『ホイヘンス プローブ』と共に「健気」という言葉しか思いつかない。

そういえば7年前、3年間も行方不明になりながら、補助エンジンを使って地球に帰って来た『はやぶさ』の時も、最後は燃え尽きてしまって、その映像を見ながら、目がうるうるしたものだが、(その時に書いたブログ http://lafenice.hida-ch.com/e209922.html を読み返すと、些か気恥ずかしく思うほど感動していたみたい)、今回のカッシーニは、全く見えないところで、大気の組成データを予定より30秒も長く送信しながら消滅していった事を思うと、はやぶさの時以上にうるうるしてしまう。(子供の頃から感傷的だったのでね)

34億ドルと、20年の歳月を費やしたカッシーニのミッションも終わり、現在、木星を探査している『ジュノー』も、来年には木星に突入して消滅してしまう。
寂しくなるなぁ・・・・




9月25日って、オレにとっては、ある意味、記念日みたいな日。
17年前のこの日に、母方の祖母が100歳を目前に亡くなった事もあって、余計に忘れられない日になったのだが、1979年のこの日が、生まれて初めてオペラを観に行った日だった。

コヴェントガーデン 王立歌劇場の引越し公演で、演目はモーツァルトの『魔笛』、会場は大阪中之島のフェスティバルホール。

いろいろあって  2017年初夏~秋 後編

この時、隣の席に座っていたのは、当時付き合っていた1歳年下のえっちゃん・・・・音大の声楽科に通いながら店のレジのアルバイトに来ていた、すごくきれいな子で、狙っていた先輩も多かったのだけれど、音楽の、それもオペラの話ができるのはオレだけだったから、それをきっかけに付き合い始めたわけ。

魔笛を観に行こう、って誘ってパンフレットを見せた時、一番安い席なら行ける、って言われたのだけれど、当然安い席は売り切れているはずなので、「オレがひとりで高い席で観るより2人で一緒に観るほうが絶対に楽しいから、差額はオレが出す」と言って、OKをもらった。
まぁ、19歳のオレにしてみれば、精一杯の背伸びだったのかも。

で、ティケットを買いにいったら、当然、高い席しか残っていなくて、あちこち探してみたけど買える値段の席はなく、ふと思いついて、予約を受け付けていた事務所に電話してみたら、なんとか買えるB席が2枚だけ残っているというので、昼の休憩時間に大阪まで買いに行ってきた。(昼メシも食べずに飛び出していって、帰ってきてからティケットを買ってきたと言ったら、みんな呆れていたけど)

いろいろあって  2017年初夏~秋 後編

今でこそ『魔笛』は、『バラの騎士』『ラ ボエーム』『イル トロヴァトーレ』と並んで最も好きなオペラのひとつなんだけれど、当時は大雑把なあらすじくらいしか知らなかったので、対訳書を買ってきて大体のやりとりを頭に叩き込み、当日に備えた。

調理師学校の入学式と卒業式がフェスティバルホールで行われたので、ホールの事や行き方は分かっていたけれど、オペラを観に行くなんてのは初めての事なので、どんな格好で行ったらいいのかも分からなかったのだけれど、結局は卒業式の時に着たスーツで行った・・・・と思う。
自分の事はあまり憶えていないのだが、えっちゃんが白い小さな模様の入った紺のワンピースを着ていた事や、ロングヘヤーを編みこんでいて、メガネがかけれないって言っていた事をハッキリと憶えている。 

で、肝心の演奏については、初めてのオペラだった事もあって、ハッキリとは憶えていない。
ただ、パパゲーノを歌ったトーマス アレンが芸達者で、随所で笑わせてくれた。
特に憶えているのは、3人の侍女が殺した大蛇に気がついた時の驚き方・・・・あんな自然な驚き方は、実演、VTR共に、その後に観たどの上演でも、お目にかかった事がない。

後に手に入れた、バイエルン国立歌劇場での公演のレーザーディスクで、この時と全く同じエファーディング演出の舞台を観る事ができて、あの時の感動を思い出すことができるのだが、ただ、誰もが『魔笛』の中で一番楽しみにしているであろう『パパパの2重唱』を、タミーノとパミーナの試練の場の前に移動させた事だけは、許し難い暴挙だと思う。

で、この日の公演の最後、カーテンコールが終わったところで、オーケストラが Happy birthday to you. を演奏し始めた。
この日は、指揮者のコーリン デイヴィスの誕生日だったのだが、そんな事も、この日を忘れ難いものにしているのだろうな。

公演が終わった後、北新地まで歩いて、当時、イタリア料理の人気店だった『ジジ』で食事をして、神戸に帰ってきたのだけれど、まぁ、これがオレの10代最後の大イヴェントだった事は間違いない。

その後もいろいろあったけど、付き合いは続き、オレが東京へ移ってからは、えっちゃんが仕事で東京へ来た時に、朝、仕事の前に彼女の泊まっているホテルに行って、一緒に朝食を食べたりもしていたけれど、神戸の地震の後に電話で話したのを最後に、音信不通。

おそらく彼女も、オレと同様に結婚はしていないと思う。
まぁ、お互い、そういう生き方の人間なんだろうな。
いつか会う事があるなら、お互いにいい歳の取り方ができたな、って言えるようになっていたい。




10月10日の昼、ランチコースを予約して来られた方と食後に話をした時に、「祭だという事を知らずに来たのだけれど、今から見に行くのならどこがいいですか?」と訊かれた。
2時近くになっていたので、八幡神社へ行っても見るものはないだろうと判断し、「3時から下一通りで布袋台がからくりをやるので、今から行けばいい場所で見る事ができると思いますよ」と答えると、そういうのに興味があるので行くとの事。

下一之町への行き方を説明したところで、そのお客さんから名刺を渡され、挨拶された。
郡上で店をやっておられる同業者の方で、お客さんから「高山のラ フェニーチェ」という名前をよく聞くので、以前からすごく気になっていたんです、と言われた。
まぁ、同業者にそう言われるのは、うれしいものですね。

で、そのお客さんをお見送りした後、オレも下一之町へ布袋台のからくりを見に行った。
毎年、布袋台を屋台蔵に入れる前に、下一通りでからくりを披露するのだが、人でごった返す八幡神社の境内よりも、ずっと落ち着いて観る事ができるので、毎年観に行く事にしているわけです。

ランチの営業を終えて、昼メシをかっ込んで、下一通りまで走って行ったら、2時50分・・・・開演まで10分。
もう、布袋台の前には、びっしりと人だかりができている。
屋台の横、からくりがぎりぎり見えるところに陣取って、反対側を見ると、三味線や太鼓を構えた人達が並んで座っている・・・・今年の伴奏は生演奏だったのだと気がついた。
伴奏を生でやるのは何年ぶりかな。

小さい子供が屋台の上段に立ち、開演を告げると、からくりが始まった。
生伴奏の影響もあったのか、実にスムースに進んでいく・・・・今までに見た中でも、ベスト3に入るくらいの出来だったのではないかな。
唐子が布袋さんの肩と手に乗る時、唐子の首を動かすための「噛み合わせ」が、ほぼ一発でピッタリ嵌ったのが見ていて分かったくらいだから。

数年前にからくりの練習を見せてもらった時
、当時の『綾元』(リーダー)の鍋島勝雄さんに話を聞かせてもらったのだが、その時に、「からくりを見に来る人の中には、失敗する事を期待している人もいる筈だから、上手くいっている時でも、わざと動かなくなったように見せる事もある。」って言われた事をハッキリと憶えている。
でも、今回のからくりは、そんな事を気にするまでもないほどに上手く行ったんじゃないかと思う。

そんなすごいからくりを見て、終演後に気持ちよく下一通りを歩いていたのだが、鍋島さんの前で奥さんと目があったので挨拶したら、「お茶を飲んでいって」と言われた。
ありがたく頂く事にして、店内の椅子に座ろうとしたら、「あなたにはお抹茶を出してあげるから座敷へ上がって」と言われ、準備を始められたので、恐縮しつつ座敷に上がらせてもらった。
初めに『栗よせ』が、続いて、きれいに泡のたった抹茶が出てきたが、どちらも本当に美味かった。

向かいに奥さんが座って、例によって音楽の話が始まったのだが、その後、話が八幡祭の起源の事になり、そういう分野は得意なので、いろいろと話していたわけです。
で、八幡祭が10月の9日と10日になったのはオレが小学校の3年の時だったから、来年でちょうど50年になるなぁ・・・・という事は、初めて祭に屋台が登場した事が文献に書かれた享保3年から、来年でちょうど300年になるんだな、なんて話をしていたら、布袋台のからくり人形が運び込まれてきた。

いろいろあって  2017年初夏~秋 後編
ここで、それぞれの人形や器財が箱に入れられて、その後、屋台蔵に仕舞われ、来年の祭りまで眠りにつく。
今年は4月にもからくりの上演があったので、その分ゆっくりと休んでね、って思いながらお暇してきた。

で、その後、市役所の人と話をした時に、屋台の登場から300年の事を訊いてみたら、今年の春に大々的な行事をやったのでお金も残ってないし、特に何かをやる予定はない、という答えだったが、それだったら、創建300年を迎える神馬台や仙人台などの屋台だけでも、なにか記念行事をするべきなんじゃないかと思うのだが・・・・


 

高山市文化協会 ワンコインシアターの『オケ老人』を観てきた。

いろいろあって  2017年初夏~秋 後編

開演時間に間に合わなければ諦めるつもりでいたのだが、ランチの予約が早く終わったので、文化会館まで、半分走り、半分歩いて行ったら、着いたのが開演1分前。
顔見知りの職員の人に「ギリギリでしたね」って言われた。

思っていた以上に来場者は多く、空いた席を探して座ると、すぐに上映開始。
コメディー映画という事もあって、随所で笑い声があがる・・・・こういう雰囲気もいいもんだねぇ。

映画の内容を一言で言えば、『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』の老人版と言ったところだが、一番の違いは、最後のパフォーマンスが「吹き替え」という事で、『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』では、出演者本人たちによるパフォーマンスが見せ場だったわけだが、流石にオーケストラは無理だという事だろう。

オレ自身が合奏団で演奏していて、そんな事ができるわけがないのはよく分かっているので、逆に割り切って観る事ができたんじゃないかと思うし、ストーリーも十分楽しめた。
日本人にとって、「みんなで何かを作り上げる事」って、一番感動できる事だと思うのだけれど、この映画は、そのツボにピッタリはまっているんじゃないかな。

『スウィングガールズ』を観て、自分も演奏したくなって楽器を買った人が結構多くいたそうだが(その後続ける事ができたかどうかは別だが)、この『オケ老人』を観て、同じように思った人もいるんじゃないかな。
出口の前に、「高山室内合奏団 団員募集中」というポスターを貼っておけばよかったなって、映画を観ながら思う事しきり・・・・

でも、周りの人達も楽しんでいるのが分かる雰囲気の中で観る映画は、本当にいいものだな。
映画館で観る事ができなかった『ウォーターボーイズ』を、こういう雰囲気の中で観てみたいと心底思う。
いつか是非、できるなら6月か7月に、このワンコインシアターで『ウォーターボーイズ』をやって下さい。




夜中に、台風21号による強風が吹き荒れた23日の朝、家の玄関を出ると、こんな状態になっていた。
いろいろあって  2017年初夏~秋 後編

外へ出て、周りを見てみると、お隣にも。
いろいろあって  2017年初夏~秋 後編
まぁ、仕方がないんで、不燃物のゴミ箱に入れたけど・・・・

昼の営業が終わった後、3階のバルコニーに出てみたら、ここにもあった。
いろいろあって  2017年初夏~秋 後編

どこから飛んできたんだろうと思いながら、ふと見ると・・・・あった!!
いろいろあって  2017年初夏~秋 後編
右端と、左側の手前半分が吹き飛んでいる。

で、これがどこかというと、上で既出の、オレの裸体が写っている画像の左上の隅っこに見える、近所の家の物干しだった。
   ここ ↓
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この家の方は、高齢のため、自分の力で物干しに上がる事も出来ないそうなので、このままにしておくしかなさそう。
でも、なんか寂しいですね。
(後になって分かったのだが、このブログを投稿した時には、もう亡くなられていたそうだ。 合掌 )

ウチの町内(総和町1丁目)は、オレが子供の頃は飲み屋街だったけど、いつの間にか食べ物屋の町になっていて、そのうちに『グルメタウン総和一』なんて名前で売り出したらどうかと思っているくらいなんだけれど、思いつくまま挙げてみても、これだけある。

居酒屋・・・・あんらく亭、ヒダやんさ、樽平、こうぼう
寿司・・・・松喜すし
割烹・和食・・・・真山、かめ吉、ぞん家、やました、さくら
中華そば・・・・なかつぼ、麺屋とと
ステーキハウス・・・・ワンポンド
焼肉・・・・山武
フランス料理・・・・ビストロ ミュー
イタリア料理・・・・ラ フェニーチェ

高山市の中でも、これだけいろんな種類の食べ物を食べられる店が揃っている町は他にない。

ただ、問題なのは、店をやっているだけで、そこには住んでいないところが多い事。
年寄りが多いこともあって、誰も住まなくなった『空き家』が多く、それを借りて店をやっている人が多いわけなんですが、以前、町内会長をやった時、飛騨総社の祭礼の出仕についての話し合いで、宮司さんから「一番心配しているのは総和町1丁目なんですよ」って言われたくらい、年寄りの多い町内なんですよね。

独身で子供のいないオレがこんな事を言うのもなんだが、一番多かった頃の半分以下になってしまった町内の世帯数を、少しでも増やしていかなければ、って痛切に思います。
まぁ、そのためにも、少しでもウチの店をはやらせて続けていかなければならないし、ここに住んで商売をやっていく人を増やして、共存共栄でやっていく事が重要だと思いますね。
町内の人達にも、働きかけようか。



お客さんと話している時に、「やっぱりイタリアって、いいところですか?」って訊かれる事が結構ある。
そういう時には、「神経質な人には薦められないけど、何かあっても、イタ公のやる事はこんなもの、って笑える人だったら、絶対に楽しめるよ」って答えます。
まぁ、実際にそのとおりなんだけれど、とにかく、ちょっとした事にいちいちイライラしていたら、何も進まないのがイタリアなんですよね。

日本にいても、イタリアの製品を使うときに、それを痛感する事が結構ある。
ウチで前菜と一緒にお出しするグリッシーニは、トリノ産のものなんだけれど、一応、きちんとパックされている・・・・筈なんだけど、まぁ、なんと言うか、やっぱりイタリアの製品だなぁ、と実感する事が多い。

小分けされてパック詰めされたものが、さらに大きい袋に入って送られてくるわけなのだが、グラム数で表示されているので、入っている量は間違いないと思う。
でも、その小分けされたパックの内容量がバラバラで、見ただけでも全然違うのが分かる事もあるくらいだし、過去に一度だけ、中身がカラのパックが入っていた事もある。
こっちも慣れたもので、特に腹を立てる事もなく、イタ公のやる事だからなぁ、って思って見てますけどね。

先日、袋からパックを取り出そうとしたら、カラのパックが出てきたので、「うゎー、久しぶりに見たよ」って思いながらもうひとつ取り出そうとしたら、きちんと封がされてなくて、中身が全部出てしまった。

いろいろあって  2017年初夏~秋 後編

流石にこの時は、思わずムッとしてしまったのだけれど、まだまだ修行が足りませんなぁ。



次はまた、『いろいろあって 冬編』で。

では、また。
Ciao. Arrivederci!!

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