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2010年12月30日
今年も終わりかぁ・・・・
Ciao. spockです。
クリスマスが終わると、大晦日まではアッと言う間・・・・速いものです。
今年も1年、ありがとうございました。
まったく明るい話が聞こえてこないこの時期に、何とかつぶれる事もなくやって来れたのも、ご来店頂いたお客様のおかげです。
来年も、よろしくお願いします。
例によって、年賀状はまったく手付かずで、さらに悪い事には、住所録の入ったパソコンが起動不能になり・・・・どうなるやら分かりません。
さて、LA FENICE の年内の営業は、29日で終了しました。
新年の営業は、ランチは5日から、ディナーは予約を頂いた日から始めます。
以上、お知らせでした。
って、これで終わっては意味がない。
かといって、あまり長くなるのもどうかと思うので、クリスマスの事を書きます。
今年のクリスマスは、例年になく静かでした。
とは言っても、予約を受けた数が少なかっただけで、お断りした件数が多かった、という事なんですが。
ウチがクリスマスの広告を出さなくなってから、もう3年になります。
それ以前は、できるだけ多くの予約を受けるようにしていたのですが・・・・この仕事を始めてから、クリスマスとはそういうもの、という概念の中で生きてきましたからね・・・・でも、それはウチのやり方じゃない、って思うようになったんですよね。
ウチは普段、一組ごとの貸切りでやっているのに、クリスマスだけ違うのはおかしい・・・・しかも、いつもより高い値段の料理を出すのに。
で、クリスマスも普段と同じように、お客さんが重ならないように予約を受けることにしたわけです。
去年、一昨年と、早い時間から遅い時間まで、上手く時間がずれて予約が入ったので、わりと多くの予約を受ける事ができたのですが、今年は何故か、時間的制約の多いお客さんばかりだったようで、同じような時間に集中したため、お断りせざるをえなかったわけです。
でも、今年来て頂いたお客さんには、本当にゆっくりと、クリスマスのディナーを楽しんで頂けたと思います。
その内容を紹介しておきましょう。
まず、薪ストーヴの火と、

庭のイルミネーションを楽しんで頂き、

前菜は、生ハムメロンとキーウィ、コッパ、ミラノ風サラミ、ソプレッサータの盛り合わせ。

次は、特製コンソメ。
今回も16時間かけてとった、超濃厚コンソメです。

次は、手作りマカロニのソーセージ入りトマトソース。
一本一本手作りのマカロニに、生ソーセージとトマトのソースを合わせました。

魚料理は、オマール海老と魚介類のワイン蒸し。
シンプルそのものの料理ですが、それ故に奥が深い料理だと思います。

この、ワイン蒸しのスープには、海老と魚介類の味が凝縮されていて、本当に美味いですよ。
鶏料理は、ヴァッレダオスタ風のチーズ焼き。
鶏肉に卵をつけて焼いた上に、炒めてクリームで和えたポルチーニをのせ、生ハムとチーズをのせて焼き、さらにパルミジャーノ レッジャーノをふり、セージ入りの焦がしバターをかけてあります。

この料理には、子牛ヴァージョンもありますが、使うチーズが違うのですよ。
名前に地名の付いた料理は、そういう決まりを守ってこそ、その名前を名乗れるわけです。
肉料理は、シンプルに、子牛のミラノ風カツレツです。
子牛の中でも一番高級な、骨付きロースを使っています。

イタリアで最高の格式を持ち、またミラノ料理の最高峰でもある リストランテ サヴィーニ(Savini)のやり方をそのままに作っていますから、正真正銘の『ミラノ風カツレツ』です。
デザートは、5種類を盛り合わせにしました。

ティラミス、パンナコッタ、カボチャのプリン、ブラッディオレンジのジェラート、アーモンドとカラメルのジェラートです。
ティラミスは、ビスキュイから焼いて組み立てた、完全手作りのティラミスで、パンナコッタは、これ以上濃く作る事のできない、超濃厚パンナコッタです。
カボチャのプリンは、なめらかさよりも、カボチャの味をしっかりと感じられる、ずっしりとしたプリンです。
ジェラート2種は、ウチの定番ですね。
そこに、エスプレッソがつきます。
こうやって画像を並べると、あいかわらず見た目の素っ気無さでは天下一品ですね。
そもそもイタリア料理はシンプルさが身上の料理であり、それだから、飽きずに食べる事ができるわけです。
余計な飾りつけは邪魔なだけ・・・・見た目が重要なら、はなからイタリア料理を選ぶべきではないんですよ。
料理に限らず、シンプルなものをきちんと作る事が一番難しい、という事を分かっておられる方なら、シンプルさにこだわる、オレの気持ちも分かってもらえると思いますけどね。
来年も、こういうスタンスを変えることなく、古典的なイタリア料理を作り続けていきます。
話は急に変わりますが、昨晩、テノール歌手の水口聡が、高山でのマネージャーを自認する西先生と一緒に立ち寄ってくれました。
来年も、NHKニューイヤー・オペラコンサートに出演するそうです。

1月3日の19:00から、教育テレビで生放送がありますよ。
では、来年もよろしくお願いします。
皆様、良いお年を。
では、また。
Ciao. Arrivederci!!
クリスマスが終わると、大晦日まではアッと言う間・・・・速いものです。
今年も1年、ありがとうございました。
まったく明るい話が聞こえてこないこの時期に、何とかつぶれる事もなくやって来れたのも、ご来店頂いたお客様のおかげです。
来年も、よろしくお願いします。
例によって、年賀状はまったく手付かずで、さらに悪い事には、住所録の入ったパソコンが起動不能になり・・・・どうなるやら分かりません。
さて、LA FENICE の年内の営業は、29日で終了しました。
新年の営業は、ランチは5日から、ディナーは予約を頂いた日から始めます。
以上、お知らせでした。
って、これで終わっては意味がない。
かといって、あまり長くなるのもどうかと思うので、クリスマスの事を書きます。
今年のクリスマスは、例年になく静かでした。
とは言っても、予約を受けた数が少なかっただけで、お断りした件数が多かった、という事なんですが。
ウチがクリスマスの広告を出さなくなってから、もう3年になります。
それ以前は、できるだけ多くの予約を受けるようにしていたのですが・・・・この仕事を始めてから、クリスマスとはそういうもの、という概念の中で生きてきましたからね・・・・でも、それはウチのやり方じゃない、って思うようになったんですよね。
ウチは普段、一組ごとの貸切りでやっているのに、クリスマスだけ違うのはおかしい・・・・しかも、いつもより高い値段の料理を出すのに。
で、クリスマスも普段と同じように、お客さんが重ならないように予約を受けることにしたわけです。
去年、一昨年と、早い時間から遅い時間まで、上手く時間がずれて予約が入ったので、わりと多くの予約を受ける事ができたのですが、今年は何故か、時間的制約の多いお客さんばかりだったようで、同じような時間に集中したため、お断りせざるをえなかったわけです。
でも、今年来て頂いたお客さんには、本当にゆっくりと、クリスマスのディナーを楽しんで頂けたと思います。
その内容を紹介しておきましょう。
まず、薪ストーヴの火と、

庭のイルミネーションを楽しんで頂き、

前菜は、生ハムメロンとキーウィ、コッパ、ミラノ風サラミ、ソプレッサータの盛り合わせ。

次は、特製コンソメ。
今回も16時間かけてとった、超濃厚コンソメです。

次は、手作りマカロニのソーセージ入りトマトソース。
一本一本手作りのマカロニに、生ソーセージとトマトのソースを合わせました。

魚料理は、オマール海老と魚介類のワイン蒸し。
シンプルそのものの料理ですが、それ故に奥が深い料理だと思います。

この、ワイン蒸しのスープには、海老と魚介類の味が凝縮されていて、本当に美味いですよ。
鶏料理は、ヴァッレダオスタ風のチーズ焼き。
鶏肉に卵をつけて焼いた上に、炒めてクリームで和えたポルチーニをのせ、生ハムとチーズをのせて焼き、さらにパルミジャーノ レッジャーノをふり、セージ入りの焦がしバターをかけてあります。

この料理には、子牛ヴァージョンもありますが、使うチーズが違うのですよ。
名前に地名の付いた料理は、そういう決まりを守ってこそ、その名前を名乗れるわけです。
肉料理は、シンプルに、子牛のミラノ風カツレツです。
子牛の中でも一番高級な、骨付きロースを使っています。

イタリアで最高の格式を持ち、またミラノ料理の最高峰でもある リストランテ サヴィーニ(Savini)のやり方をそのままに作っていますから、正真正銘の『ミラノ風カツレツ』です。
デザートは、5種類を盛り合わせにしました。

ティラミス、パンナコッタ、カボチャのプリン、ブラッディオレンジのジェラート、アーモンドとカラメルのジェラートです。
ティラミスは、ビスキュイから焼いて組み立てた、完全手作りのティラミスで、パンナコッタは、これ以上濃く作る事のできない、超濃厚パンナコッタです。
カボチャのプリンは、なめらかさよりも、カボチャの味をしっかりと感じられる、ずっしりとしたプリンです。
ジェラート2種は、ウチの定番ですね。
そこに、エスプレッソがつきます。
こうやって画像を並べると、あいかわらず見た目の素っ気無さでは天下一品ですね。
そもそもイタリア料理はシンプルさが身上の料理であり、それだから、飽きずに食べる事ができるわけです。
余計な飾りつけは邪魔なだけ・・・・見た目が重要なら、はなからイタリア料理を選ぶべきではないんですよ。
料理に限らず、シンプルなものをきちんと作る事が一番難しい、という事を分かっておられる方なら、シンプルさにこだわる、オレの気持ちも分かってもらえると思いますけどね。
来年も、こういうスタンスを変えることなく、古典的なイタリア料理を作り続けていきます。
話は急に変わりますが、昨晩、テノール歌手の水口聡が、高山でのマネージャーを自認する西先生と一緒に立ち寄ってくれました。
来年も、NHKニューイヤー・オペラコンサートに出演するそうです。

1月3日の19:00から、教育テレビで生放送がありますよ。
では、来年もよろしくお願いします。
皆様、良いお年を。
では、また。
Ciao. Arrivederci!!
Posted by spock at
17:26
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