2007年02月22日
銀行へ行く時に
Ciao. spockです。
前回の投稿から間が空いてしまいました。
出かけていたり、Mac がフリーズしたり(長い文なので記憶をもとに書き直すのが大変なのですよ)と、いろいろありまして・・・・
その間も覗いて下さった方々、ありがとうございます。
では、8日ぶりの spock の Blog です。
この土・日と東京へ行って来ました。以前ここに書いた『講習』の最後の回を受講してきたのです。
事前の話では、最後に認定証がもらえると聞いていたのですが、オレはそんな事はありえないと思っていました。
なぜなら、オレは技術系の人間ですから、技術というものは経験を積む事によって初めて身に付くものであって、習ってスグにできるものではない事をよく分っているからです。
最後にもらえたのは、思っていたとおり修了証でした。
先生曰く「協力者を見つけて、とにかく経験を積む事。プロとしてやれるようになった時にはサインが現れますよ。」
オレは先生を全面的に信頼していますから、早速、協力者探しから始めようと思っています。
さて、今回の話は、前々回の最後に書いたように、アメフトの装備のひとつを日常生活の中で使ってしまうという話です。
自分では結構いいアイディアだと思っているのですが、端から見るとどうなんでしょうね。
ところで、この Blog を書きかけで東京へ行ったのですが、ホテルで『所さんのメガテン』を観ていたら、この中に書いていた事が出てきたのですよ。驚きましたねぇ。
今から13年も前の事、池袋のサンシャインシティーにあるミプロ(製品輸入促進協会)で、アメリカのスポーツショップのカタログを見つけ、個人輸入でいろいろ取り寄せたのです。その後も年に2〜3回、日本では手に入らないような物を中心に取り寄せていました。

これは去年の夏と秋のカタログです。
今はウェブサイトを見てインターネットでオーダーしますが、たまに送られてくるカタログを見るのも、何かワクワクしますね。
他人の持って居ない物を手に入れる事に喜びを感じるオレとしては、年に数回送られてくるカタログ(今はウェブサイトですが)を見て、ワクワクしてましたねぇ。
なので、ナイキのエアーマックスがブレイクした時、日本からのオーダーが急増したからなのでしょうが、急にカタログに日本語の解説書が付いてきた時には何か寂しいものを感じましたね。
とは言っても、気になっていた物が製造中止になってメチャメチャ安く出ていたりすると、すぐにオーダーを入れるわけです。送料を少しでも安くするために、後輩達にも声をかけて共同購入の形で取り寄せていました。
今ではインターネットでオーダーできますから簡単なものですが、シューズやウェアといった定番の他に、見逃せない項目があるのですよ。それは Football Equipment(フットボールの装備)です。
前々回の Blog の中に、『アメフトというスポーツの性格上、装備や機材から審判やトレーニング方に至るまで、最新の技術を惜しげもなく投入し、それを他のスポーツや、さらには一般社会にもフィードバックしている』と書いていますが、その事が一番良く解るのが、この Football Eqipment なのです。
過去の事例から解りやすい例をあげてみましょうか。
オレと同じ世代の人ならきっと憶えていると思うのですが『象がふんでもこわれない アーム筆入れ』 ポリカーボネイト製の本当に丈夫な筆入れでした。(オレは10年位使ってました)
ドイツのバイエル社が開発したポリカーボネイトは、最初は軍事用(例えば空軍のパイロット用ヘルメット)として使われたようですが、コンシューマー(一般消費者)用として最初に使われたのはフットボールのヘルメットだったようで、その強さが認められて世の中に広まっていった、というわけです。
70年代初頭の写真器材用ハードケースの広告に『フットボールのヘルメットに使われている頑丈なポリカーボネート使用』って書かれていたのを憶えていますが、その当時の日本でのフットボールの認知度を考えると、どの位の人が理解したのかは解りませんね。
それから、今ではユニクロでも普通に売っている、ドライTシャツ。
これもコンシューマー用として最初に発売されたのは、フットボール用インナーウェアとしてでした。
普通ではありえない装備を全身に着けて無酸素運動を繰り返すスポーツ故に、いかに素早く汗を放出できるかというのは最重要問題のひとつだったわけで、最初にフットボール用として使われたのは当然と言えば当然の事だったのでしょう。
10年程前にフットボール用のインナーを取り寄せたのですが、オレはそれを自転車に乗る時に着ていました。(快適でしたよ)
それから何年か経って、日本のメーカーも自転車用のインナーを発売したのですが、材質はほぼ同じでしたから、それもフットボールからのフィードバックだったのだと思います。
そんなわけで、Football Eqipment の中から何か使えそうな物や、これから世の中に広がっていく可能性のある物を探す事が、オレにとっては本当に興味深い事なのですが、前回のオーダーで手に入れたのがコレ

ナイキのマグニグリップ・フォース(Nike Magnigrip Force)
早い話が、フットボール用グローブです。
このグローブ、掌側に少し粘着性のあるゴム系の素材が使われているのです。
WR(ワイドレシーヴァー)がボールを確実にレシーヴするために絶対必要な装備であり、また、オフェンスの有捕球資格者(ボールにさわれないラインの5人(50〜79番)以外のプレイヤーを指す)はボールを持った瞬間からタックルの標的になり、ボールをファンブルした上にディフェンス側にリカヴァーされると、その瞬間から攻守が入れ替わってしまいますから、絶対にボールを離さないために、こんなグローブができたわけです。
1年前にも別のグローブを手に入れていたのですが、その時は自転車に乗る時に使うつもりでした。ハンドルをしっかりとグリップできそうですからね。
実際にやってみると、じつにしっかりとグリップできます。これなら疲れた時にはハンドルに手を添えているだけで大丈夫だ、と思ったのですが、とっさに手を離そうと思った時、離れにくいのですよ。
これでは逆に危険だと思い、他に使いみちはないかと考えていたら・・・・・ありました。
うちの店に大した売上げはありませんが、銀行(信用金庫ですけど)へ預けに行く時には売上金の入ったバッグをしっかりと抱えて行きます。
そんな時にこのグローブを使えばいいのですよ。

実際にやってみたところ、このグローブを着けて片手で持ったバッグを、両手(素手)で掴んで引っ張られてもバッグが手から離れる事はありません。
さらにはRB(ランニングバック)がボールを抱えて走る時のように持てば(画像参照)引ったくられる可能性はゼロだと言っていいと思います。(オレはいつもこんなふうに持っています)
そのうちに日本のどこかのメーカーが、この素材を使って『ひったくり防止手袋』なんていうのを売り出すんじゃないかと思うんですが・・・・・(ないか)
ただ、冬は防寒をかねてちょうどいいのですが、夏に使うのはチョットね・・・・・orz
近々、次のオーダーを出す予定なのですが、今度は何にするか・・・・ウェブサイトを見ながら考え込んでいる今日この頃です。
では、また。
Ciao. Arrivederci!!
前回の投稿から間が空いてしまいました。
出かけていたり、Mac がフリーズしたり(長い文なので記憶をもとに書き直すのが大変なのですよ)と、いろいろありまして・・・・
その間も覗いて下さった方々、ありがとうございます。
では、8日ぶりの spock の Blog です。
この土・日と東京へ行って来ました。以前ここに書いた『講習』の最後の回を受講してきたのです。
事前の話では、最後に認定証がもらえると聞いていたのですが、オレはそんな事はありえないと思っていました。
なぜなら、オレは技術系の人間ですから、技術というものは経験を積む事によって初めて身に付くものであって、習ってスグにできるものではない事をよく分っているからです。
最後にもらえたのは、思っていたとおり修了証でした。
先生曰く「協力者を見つけて、とにかく経験を積む事。プロとしてやれるようになった時にはサインが現れますよ。」
オレは先生を全面的に信頼していますから、早速、協力者探しから始めようと思っています。
さて、今回の話は、前々回の最後に書いたように、アメフトの装備のひとつを日常生活の中で使ってしまうという話です。
自分では結構いいアイディアだと思っているのですが、端から見るとどうなんでしょうね。
ところで、この Blog を書きかけで東京へ行ったのですが、ホテルで『所さんのメガテン』を観ていたら、この中に書いていた事が出てきたのですよ。驚きましたねぇ。
今から13年も前の事、池袋のサンシャインシティーにあるミプロ(製品輸入促進協会)で、アメリカのスポーツショップのカタログを見つけ、個人輸入でいろいろ取り寄せたのです。その後も年に2〜3回、日本では手に入らないような物を中心に取り寄せていました。

これは去年の夏と秋のカタログです。
今はウェブサイトを見てインターネットでオーダーしますが、たまに送られてくるカタログを見るのも、何かワクワクしますね。
他人の持って居ない物を手に入れる事に喜びを感じるオレとしては、年に数回送られてくるカタログ(今はウェブサイトですが)を見て、ワクワクしてましたねぇ。
なので、ナイキのエアーマックスがブレイクした時、日本からのオーダーが急増したからなのでしょうが、急にカタログに日本語の解説書が付いてきた時には何か寂しいものを感じましたね。
とは言っても、気になっていた物が製造中止になってメチャメチャ安く出ていたりすると、すぐにオーダーを入れるわけです。送料を少しでも安くするために、後輩達にも声をかけて共同購入の形で取り寄せていました。
今ではインターネットでオーダーできますから簡単なものですが、シューズやウェアといった定番の他に、見逃せない項目があるのですよ。それは Football Equipment(フットボールの装備)です。
前々回の Blog の中に、『アメフトというスポーツの性格上、装備や機材から審判やトレーニング方に至るまで、最新の技術を惜しげもなく投入し、それを他のスポーツや、さらには一般社会にもフィードバックしている』と書いていますが、その事が一番良く解るのが、この Football Eqipment なのです。
過去の事例から解りやすい例をあげてみましょうか。
オレと同じ世代の人ならきっと憶えていると思うのですが『象がふんでもこわれない アーム筆入れ』 ポリカーボネイト製の本当に丈夫な筆入れでした。(オレは10年位使ってました)
ドイツのバイエル社が開発したポリカーボネイトは、最初は軍事用(例えば空軍のパイロット用ヘルメット)として使われたようですが、コンシューマー(一般消費者)用として最初に使われたのはフットボールのヘルメットだったようで、その強さが認められて世の中に広まっていった、というわけです。
70年代初頭の写真器材用ハードケースの広告に『フットボールのヘルメットに使われている頑丈なポリカーボネート使用』って書かれていたのを憶えていますが、その当時の日本でのフットボールの認知度を考えると、どの位の人が理解したのかは解りませんね。
それから、今ではユニクロでも普通に売っている、ドライTシャツ。
これもコンシューマー用として最初に発売されたのは、フットボール用インナーウェアとしてでした。
普通ではありえない装備を全身に着けて無酸素運動を繰り返すスポーツ故に、いかに素早く汗を放出できるかというのは最重要問題のひとつだったわけで、最初にフットボール用として使われたのは当然と言えば当然の事だったのでしょう。
10年程前にフットボール用のインナーを取り寄せたのですが、オレはそれを自転車に乗る時に着ていました。(快適でしたよ)
それから何年か経って、日本のメーカーも自転車用のインナーを発売したのですが、材質はほぼ同じでしたから、それもフットボールからのフィードバックだったのだと思います。
そんなわけで、Football Eqipment の中から何か使えそうな物や、これから世の中に広がっていく可能性のある物を探す事が、オレにとっては本当に興味深い事なのですが、前回のオーダーで手に入れたのがコレ

ナイキのマグニグリップ・フォース(Nike Magnigrip Force)
早い話が、フットボール用グローブです。
このグローブ、掌側に少し粘着性のあるゴム系の素材が使われているのです。
WR(ワイドレシーヴァー)がボールを確実にレシーヴするために絶対必要な装備であり、また、オフェンスの有捕球資格者(ボールにさわれないラインの5人(50〜79番)以外のプレイヤーを指す)はボールを持った瞬間からタックルの標的になり、ボールをファンブルした上にディフェンス側にリカヴァーされると、その瞬間から攻守が入れ替わってしまいますから、絶対にボールを離さないために、こんなグローブができたわけです。
1年前にも別のグローブを手に入れていたのですが、その時は自転車に乗る時に使うつもりでした。ハンドルをしっかりとグリップできそうですからね。
実際にやってみると、じつにしっかりとグリップできます。これなら疲れた時にはハンドルに手を添えているだけで大丈夫だ、と思ったのですが、とっさに手を離そうと思った時、離れにくいのですよ。
これでは逆に危険だと思い、他に使いみちはないかと考えていたら・・・・・ありました。
うちの店に大した売上げはありませんが、銀行(信用金庫ですけど)へ預けに行く時には売上金の入ったバッグをしっかりと抱えて行きます。
そんな時にこのグローブを使えばいいのですよ。

実際にやってみたところ、このグローブを着けて片手で持ったバッグを、両手(素手)で掴んで引っ張られてもバッグが手から離れる事はありません。
さらにはRB(ランニングバック)がボールを抱えて走る時のように持てば(画像参照)引ったくられる可能性はゼロだと言っていいと思います。(オレはいつもこんなふうに持っています)
そのうちに日本のどこかのメーカーが、この素材を使って『ひったくり防止手袋』なんていうのを売り出すんじゃないかと思うんですが・・・・・(ないか)
ただ、冬は防寒をかねてちょうどいいのですが、夏に使うのはチョットね・・・・・orz
近々、次のオーダーを出す予定なのですが、今度は何にするか・・・・ウェブサイトを見ながら考え込んでいる今日この頃です。
では、また。
Ciao. Arrivederci!!
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Posted by spock at 10:55│Comments(4)
│スポーツ
この記事へのコメント
今日、ランチでお邪魔させていただきました♪
とっても美味しかったです!
同級生の友達と、ココのブログの関係の方のお奨めで、お邪魔しました。
写真、イマイチかもしれませんが、近々アップさせていただきます。
今日、後ろのお客さんが、私のブログの話をしてみえて、思わず笑ってしまいました・・・・・。
また、お邪魔させていただきます。
とっても美味しかったです!
同級生の友達と、ココのブログの関係の方のお奨めで、お邪魔しました。
写真、イマイチかもしれませんが、近々アップさせていただきます。
今日、後ろのお客さんが、私のブログの話をしてみえて、思わず笑ってしまいました・・・・・。
また、お邪魔させていただきます。
Posted by ドラゴンママ at 2007年03月06日 16:57
ドラゴンママさん
ご来店ありがとうございます。
気に入って頂けましたか?
あの時、ドラゴンママさんの後ろの席にいたのは黒雷鳥さんですから、奇遇というべきか、3人のひだっちブログ投稿者が顔を揃えていたわけですね。
どんな写真がアップされるか、期待してますよ!!
パスタだけではなく、肉や魚も食べて頂きたいので、是非ディナーにもいらして下さい。
お待ちしてます!!
ご来店ありがとうございます。
気に入って頂けましたか?
あの時、ドラゴンママさんの後ろの席にいたのは黒雷鳥さんですから、奇遇というべきか、3人のひだっちブログ投稿者が顔を揃えていたわけですね。
どんな写真がアップされるか、期待してますよ!!
パスタだけではなく、肉や魚も食べて頂きたいので、是非ディナーにもいらして下さい。
お待ちしてます!!
Posted by spock at 2007年03月08日 14:38
spockさん
ドラゴンママさんは、私のことを
女性だと思ってたらしいから
ひだっち関係者ではあっても
黒雷鳥とは思わなかったようです。
俺も、イタリアンをつまみに
ビールを飲みに行きたいな。
ドラゴンママさんは、私のことを
女性だと思ってたらしいから
ひだっち関係者ではあっても
黒雷鳥とは思わなかったようです。
俺も、イタリアンをつまみに
ビールを飲みに行きたいな。
Posted by 黒雷鳥 at 2007年03月08日 15:21
えーっ!!
黒雷鳥さんは女性だと思われているのですか・・・
まぁ、オレは最初から知っていたから間違える事はないけれど、顔を見た事のない人は間違えても仕方がないのかもしれませんね。
ブラウマイスター、飲みに来て下さい。
また、カウンターでゆっくりと話しましょう。
お待ちしてますよ!!
黒雷鳥さんは女性だと思われているのですか・・・
まぁ、オレは最初から知っていたから間違える事はないけれど、顔を見た事のない人は間違えても仕方がないのかもしれませんね。
ブラウマイスター、飲みに来て下さい。
また、カウンターでゆっくりと話しましょう。
お待ちしてますよ!!
Posted by spock at 2007年03月09日 01:23